山梨県富士吉田市で毎年8月26日・27日に開催される「吉田の火祭り」は、日本三大奇祭のひとつにも数えられ、富士山の山じまい(登山シーズンの終わり)を告げる神事として有名です。
巨大なたいまつや火柱が市街地を幻想的に照らし出し、全国から観光客が訪れる一大イベントです。
ここでは、特にアクセス方法に焦点を当て、現地までの行き方を詳しくご紹介します。
■ 吉田の火祭りとは
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開催日:毎年8月26日(宵祭り)・27日(すすき祭り)
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会場:山梨県富士吉田市 上吉田本町通り周辺(北口本宮冨士浅間神社周辺)
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見どころ:直径90cm、長さ3mを超えるたいまつが70本以上並び、夕暮れと共に火が灯される光景は圧巻。
引用:富士吉田市観光ガイド
■ アクセスガイド
【電車でのアクセス】
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新宿方面から
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JR中央本線で大月駅まで → 富士急行線に乗り換え → 富士山駅下車(所要:約2時間半)
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富士山駅から会場まで徒歩約10分
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静岡方面から
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東海道新幹線で三島駅まで → 富士急行バスで富士山駅へ(約2時間)
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富士山駅から徒歩10分
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【高速バスでのアクセス】
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新宿駅西口から「中央高速バス 富士五湖線」で富士山駅下車(約2時間半)
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横浜駅からも直通バスあり(約3時間)
【車でのアクセス】
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中央自動車道「河口湖IC」または「富士吉田西桂スマートIC」から約10分
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駐車場は市内各所に臨時駐車場が設置されますが、祭り当日は大変混雑するため公共交通機関利用がおすすめ。
■ 当日の交通規制
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祭り開催中は会場周辺で大規模な交通規制あり(17時〜22時頃)
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富士山駅前や本町通り周辺は車両通行止め
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詳細は富士吉田市観光課公式サイトにて事前確認を推奨
■ 宿泊情報
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富士吉田市内や河口湖周辺にはホテル・旅館多数
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祭りの日程に合わせて早めの予約が必要
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温泉旅館と組み合わせて訪れる観光客も多い
■ 注意点
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夜間は気温が下がるため、軽めの上着があると安心
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炎やたいまつの近くは非常に熱くなるので、小さなお子様連れは注意
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富士山の天候は変わりやすく、雨具の携行がおすすめ
■ まとめ
吉田の火祭りは、その迫力と歴史の深さから「一生に一度は見たい祭り」とも称されます。
しかし同時に、市街地の混雑や交通規制も大きな特徴。事前のアクセス計画と時間の余裕が、快適な祭り体験のカギです。
今年の夏の締めくくりに、富士山麓で燃え上がるたいまつの光景をぜひご覧ください。
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