【史上初】高市新首相が始動!維新と連立、歴史動かす船出の第一歩は?

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女性として初の内閣総理大臣が誕生しました。

2025年10月21日、高市早苗氏(63)が第102代総理大臣に選出され、日本の政治史に新たな一ページが刻まれました。

総裁選を制した自民党総裁として、維新との連立を軸に「チーム高市」が本格始動します。



■史上初の女性首相、静かな決意

この日午前、国会で行われた首班指名選挙。自民党・高市総裁が過半数を獲得し、正式に日本初の女性首相に就任しました。

議場で名を呼ばれた瞬間、わずかに微笑みを見せた高市氏。その表情には、長年の政治活動の集大成としての覚悟がにじみました。

「世の中に広がってしまっている不安を、希望に変えていこうではありませんか」
選出直前の挨拶で高市氏が述べたこの一言に、与野党を超えて拍手が起こりました。

■「チーム高市」発足へ 異色の顔ぶれ

発足が注目された新内閣は、かつてのライバルや女性議員、そして若手を積極的に登用する意欲的な布陣となりました。

財務相には片山さつき氏。総裁選でも意見を交わした「盟友」にしてライバルが再び同じ船に乗ります。
総務相に林芳正氏、農水相には鈴木憲和氏。高市氏の側近として知られる黄川田仁志氏は沖縄北方担当相に任命されました。

黄川田氏はこの日、「担務がまだはっきりしていない」と笑顔を見せつつも、「高市内閣の一員として全力で取り組みたい」と語りました。

■維新との連立、実現へ

注目は、選挙戦から続く「日本維新の会」との連立体制です。

高市氏が首相指名を受けた直後、日本維新の会・吉村代表は「総理就任おめでとうございます」と祝意を伝えました。

吉村氏はかねてから「改革志向の政策で一致できる部分がある」と発言しており、両党の政策調整はすでに実務レベルで進んでいる模様です。

維新が求める地方分権と規制改革をどこまで反映させられるかが、今後の政権運営の焦点となります。

■立憲・国民にも歩み寄り

この日、高市首相は首相指名後ただちに各党への挨拶回りを行いました。

立憲民主党の野田代表には「国会での論戦を楽しみにしております」と声をかけ、国民民主党の玉木代表には「一緒に頑張りましょう」と笑顔で握手。

玉木氏も「私も協力しますから」と応じ、与野党の垣根を越えた新たな連携への期待が広がります。

かつて「強気な保守派」と評された高市氏ですが、首相就任後の初日の振る舞いには、柔軟さと協調の姿勢が際立ちました。

■夫・山本拓氏の存在も注目

政治の世界だけでなく、「ファーストジェントルマン」の存在も話題です。

高市氏の夫は元衆議院議員の山本拓氏(72)。

内助の功として長年支えてきた人物であり、総裁選期間中も陰で選挙戦を支援してきました。

山本氏は「妻には何より健康に気をつけてほしい」とコメント。

「ファーストレディ」ではなく「ファーストジェントルマン」という新たな呼称が、国内外でも注目を集めています。

■経済・安全保障での方向性

高市内閣の政策の柱は「経済安全保障」と「成長と分配の両立」。

特に半導体産業の強化、AI・防衛技術の国内育成に重点を置く方針です。

また、円安と物価高への対応として、エネルギー政策の見直しや中小企業支援の強化を検討。

財務相に起用された片山氏は「財政規律を守りながらも、未来への投資を惜しまない」と語っています。

外交面では、日米同盟を基軸としつつも「自立した安全保障」を掲げる高市首相。
女性首相としての視点から、国際舞台での発信にも期待が高まっています。

■石破前首相への“ミャクミャク”プレゼント

一方で、退任した石破前首相に対し、維新の吉村代表が「ミャクミャクのぬいぐるみ」を贈呈したというエピソードも報じられました。

「1週間かけて準備した」と笑う吉村氏。

このユーモラスな交流が示すように、政界には一時の対立を超えた“和やかな風”も吹き始めています。

■国民が見守る“初日”

この日、高市首相が官邸に入る映像が流れると、SNSでは「歴史が動いた」「涙が出た」「女性として誇らしい」といった声が相次ぎました。

X(旧Twitter)では「#高市首相」がトレンド1位に。

若者世代からも「政治に少し興味が湧いた」「これからの日本に期待したい」という投稿が目立ちました。

■“改革か停滞か”の分岐点

高市政権は、自民党の中でも保守色が強いとされる一方で、連立によって中道的な政策を打ち出すという難しいバランスを迫られます。
経済政策・社会保障・外交安全保障のすべてにおいて、“妥協と挑戦”の両立が求められる局面です。

一部の与党関係者からは、「女性首相という象徴に終わらせない実行力が問われる」との声も。
高市首相の政治手腕が、本格的に試される時が来ています。

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