【意外な結果】マレーシア人が検索する日本の都道府県ランキングTOP10！1位はあの“穴場”県だった!?

近年、訪日観光客の急増に伴い、外国人による日本各地への関心も多様化しています。

中でも注目を集めているのが「マレーシア人が検索している日本の都道府県」に関するデータ。

アウンコンサルティング株式会社が2025年に発表した最新の調査では、検索ボリュームの多い都道府県ランキングが明らかになり、予想外の結果が話題になっています。

この記事では、ランキング上位の都道府県の特徴、マレーシア人に人気の理由、現地SNSの反応、今後の観光誘致のヒントなどを詳しく解説します！

調査概要｜どうやってランキングを算出？

調査元：アウンコンサルティング株式会社

調査対象：マレーシアのGoogle検索ユーザー

調査期間：2024年4月〜2025年3月の1年間

対象：日本の47都道府県に関する検索ワード（英語＋ローマ字表記含む）

この調査では、検索ボリュームを月間平均で集計し、最も多く調べられた都道府県をランキング形式で発表しました。

実は、富士山は「山梨」よりも「静岡」側からの撮影が多く紹介されています。

YouTubeやInstagramでは「静岡県×富士山」での投稿が多く、自然と検索数が上昇。

静岡県はムスリム観光客への配慮が進んでおり、ハラール対応レストランや礼拝スペースの整備が進んでいます。

マレーシアの多くはイスラム教徒のため、安心して旅行できる点が評価されています。

特に若年層は、「絶叫マシン×買い物×映え」を求める傾向が強く、静岡県の富士急ハイランドや御殿場プレミアムアウトレットが人気スポットに。

X（旧Twitter）やTikTokなどで「#japantravel」「#fuji」「#shizuoka」などのハッシュタグをチェックすると、以下のような投稿が目立ちます。

“Shizuoka is so peaceful and clean. Loved the Mt.Fuji view from the hotel.” @aina_malaysia

“My first halal ramen in Japan…in Shizuoka! Thank you ” @johan.foodie

“Everyone goes to Tokyo. But trust me, Fuji and Shizuoka are way better!!” @backpacker_kl

検索だけでなく、実際の訪問者も増加していることがうかがえます。

マレーシアからの旅行者はファミリー層・カップル・大学生旅行が多く、「大自然＋買い物＋文化体験」というバランス型の観光地が人気を集めています。

このランキングは、日本の地方自治体や観光業界にとっても重要なヒントになります。

例えば、観光案内にマレー語ページを追加するだけでも効果絶大という報告も。

今回の調査で明らかになったのは、「訪日客＝東京や京都だけに行く時代は終わった」という事実。

検索というデータが、次の旅先を決める“入口”であり、そこに潜在的な需要があるということです。

静岡県が1位になった背景には、自然・文化・インフラ整備のバランスがありました。

今後の日本の観光戦略には、こうした「検索トレンド」を起点としたアプローチが不可欠になるでしょう。