2025年9月13日(土)・14日(日)、吉祥寺駅周辺と武蔵野八幡宮を舞台に「第53回 吉祥寺秋まつり」が開催されます。
これは吉祥寺の氏神である武蔵野八幡宮の例大祭に合わせて行われる、地域に根ざしながらも来訪者を魅了する街なかの祭礼です。
神輿や山車の練り歩きに加え、縁日や夜店も多数登場し、街全体が熱気で包まれます。
祭りの概要と歴史
吉祥寺秋まつりは、毎年9月の第2土曜・日曜に開催される地域の伝統行事で、2025年で第53回を迎えます。
武蔵野八幡宮の例大祭は本来9月15日に行われますが、それに先駆けて吉祥寺の街を舞台に盛大な神輿渡御や縁日が繰り広げられるようになったのが現在のスタイルです。
地元の商店会や町会、保存会などが連携し、市民や来訪者にとって秋の風物詩として定着しています。
神輿・山車の見どころ
宮神輿渡御
9月13日(土)の午前11時頃、武蔵野八幡宮から神馬に騎乗した神官が先導し、宮神輿が各商店街を巡行します。
翌14日(日)の午後12時30分頃には再度宮神輿が出発し、商店街を練り歩いた後、夕方に八幡宮へ戻る「宮入り」が行われます。
町会神輿渡御
両日とも、地域の町会が所有する神輿が思い思いのコースで巡行し、それぞれの掛け声や担ぎ方で賑わいを演出します。
特に14日(日)の午前10時25分頃には、武蔵野八幡宮から10基の町会神輿が一斉に出発する「町会宮出し」が見どころです。
子ども神輿・山車と神輿連合渡御
9月13日(土)の午後2時頃には、吉祥寺駅前の平和通りに子ども神輿と山車が集結し、未来の担ぎ手たちの渡御が披露されます。
翌14日(日)の午後2時頃には、全11基の神輿が駅前に集結し、それぞれパフォーマンスを行う「神輿連合渡御」が実施されます。
神輿同士のすれ違いや迫力ある掛け声が圧巻の光景です。
縁日・夜店のエリア分散でにぎわい倍増
お祭り期間中、吉祥寺の街では以下の縁日・夜店が展開されます。
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武蔵野八幡宮境内:13日~15日の3日間、夜店が登場し、夜まで楽しめます。
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稲荷町商店会(ヨドバシカメラ裏):13日・14日、11時~18時で縁日を開催。
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井の頭通り商店会(南町コミセン前):13日、11時~16時30分で縁日展開。
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吉南祭礼(末広通り駐輪場前):13日・14日、12時~縁日が並びます。
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五日市通り親交会(成蹊大学バスロータリー):14日、14時~17時で縁日を実施。
駅前エリアに点在する縁日や夜店は、訪れるポイントによって異なる楽しみがあり、祭り全体を回遊する醍醐味にもつながります。
神輿・山車の事前展示も見逃せない
祭り本番に先立ち、市内各所で神輿や山車のプレビュー展示が行われます。
装飾や彫刻の美しさを間近で観察でき、祭りへの期待が高まります。
混雑予想とアクセス上の配慮
午後から夕方にかけての時間帯は混雑が予想されます。
商店街を中心に歩行者天国や交通規制があり、自転車の通行も制限される地域があります。
来場時は時間的に余裕を持って移動することをおすすめします。
駐車場は混雑必至のため、公共交通機関の利用が推奨されます。
主催・運営体制と関係機関
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主催:吉祥寺秋まつり実行委員会 公式HP:武蔵野市観光機構(むー観)
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後援:武蔵野商工会議所、武蔵野市商店会連合会、武蔵野市開発公社
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協力:むさしのばやし保存会など地域の文化団体
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問い合わせ先(当日のみ):武蔵野市観光機構(9時~18時)
まとめ:吉祥寺秋まつり2025の魅力
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日程:2025年9月13日(土)・14日(日)
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神輿パレード:宮神輿・町会神輿・子ども神輿・神輿連合渡御(合計11基)
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縁日:駅前5か所で夜まで楽しめる
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展示:事前の神輿・山車展示で祭りを先取り
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アクセス:吉祥寺駅至近、公共交通推奨
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地域の連携:氏神を軸に地域・文化・商業が一体となった秋のイベント
都市の駅周辺を舞台に、神輿の躍動と商店街の温もりが融合する吉祥寺秋まつり2025は、家族連れや観光客も楽しめる地域文化の魅力あふれるイベントです。
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