五輪消滅で露呈!ボブスレー選手の過酷な兼業生活と年収のリアルを徹底調査

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2026年ミラノ・コルティナ五輪への道が、連盟の事務的ミスによって絶たれたボブスレー日本代表。この悲劇がより重く受け止められているのは、ボブスレーが「仕事と競技を両立させなければ成立しない」極めて過酷な環境にあるからです。

華やかな五輪の舞台を目指す裏側で、選手たちがどのような兼業生活を送り、資金繰りに奔走しているのか、その現実を詳しくお伝えします。




1. 「ボブスレーだけ」では食べていけない

ボブスレーは、国内ではプロとして活動できる環境がほとんどありません。トップクラスの日本代表選手であっても、その実態は「フルタイムの社会人」や「アルバイト」として働きながら競技を続ける兼業アスリートです。

  • 主な仕事内容: 会社員として一般業務をこなす選手のほか、中にはゴミ収集のアルバイトや講演活動、パーソナルトレーナーなど、融通の利く仕事を選んで生活費を稼ぐケースも少なくありません。

  • 二足のわらじ: 日中は仕事、早朝や夜間にトレーニングというハードな生活が基本です。さらにボブスレーは国内に練習拠点がないため、冬場は数ヶ月にわたる海外遠征が必須となり、その期間の休職や退職を迫られる選手もいます。

2. 数百万円にのぼる「自腹」の遠征費

ボブスレーは「氷上のF1」と呼ばれるほど費用がかかる競技です。しかし、マイナー競技ゆえに十分なスポンサーがつかず、多くの費用を選手個人が負担しています。

  • 遠征費の現実: 1シーズンの海外転戦には、渡航費、宿泊費、ソリの運搬費などで1人あたり100万円〜200万円以上かかることが珍しくありません。

  • 用具代の重荷: 競技用のソリは1台1000万円を超えることもあり、代表チームであっても中古のソリをやりくりしたり、個人でクラウドファンディングを募って購入資金に充てたりするのが現状です。

  • 自己資金の限界: 多くの選手が、貯金を切り崩し、ボーナスをすべて遠征費に充て、それでも足りない分を借金や寄付で補いながら氷の上に立っています。

3. 国内コース閉鎖がもたらした「練習格差」

日本国内で唯一、ボブスレーの練習が可能だった長野市の「スパイラル」が2018年に製氷を休止したことが、選手たちの兼業生活をさらに苦しくしています。

  • 練習=海外遠征: 国内で滑る場所がないため、実戦的な練習をするには海外へ行くしかありません。そのたびに多額の費用と、仕事を休むための調整が必要になります。

  • ぶっつけ本番: 資金が足りない選手は、十分な滑走練習ができないまま国際大会に挑まざるを得ず、技術の向上が難しい悪循環に陥っています。


結論:選手の献身を無駄にした連盟の罪

ボブスレー選手たちは、生活のすべてを犠牲にし、仕事で稼いだお金をすべて競技につぎ込んで五輪を目指してきました。今回の連盟による「ルール確認漏れ」は、単なる事務的なミスではなく、選手たちが必死に働き、貯めてきた「人生そのもの」を奪ったに等しいと言えます。

今後、選手たちがこの絶望からどう立ち直るのか、そして連盟がどのような誠意を見せるのかが厳しく問われています。



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