トヨタ、米関税影響で減益 第1四半期決算発表

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2025年8月7日、トヨタ自動車は2026年3月期第1四半期(2025年4月~6月)の連結決算を発表しました。

売上高は前年同期比3.5%増の12兆2,533億円となりましたが、営業利益は10.9%減の1兆1,661億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は36.9%減の8,413億円となり、減益となりました。

主な要因として、米国の追加関税がトヨタの営業利益に約1.4兆円の影響を与えたとされています。

これを受けて、通期の営業利益予想を3兆8,000億円から3兆2,000億円に下方修正しました。

一方で、金融事業は好調で、営業利益は前年同期比39.1%増となりました。

また、世界販売台数は前年同期比7.3%増の241万1千台となり、販売台数の増加が収益の下支えとなりました。

今後、トヨタは新たな生産拠点の建設やコスト削減策を通じて、厳しい環境下での収益改善を目指す方針です。



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