韓国在住の大食いYouTuberとして知られるとぎもちが投稿した動画をめぐり、編集上の不備が原因とみられる騒動が起きました。
問題となった動画では、本来は視聴者の目に触れないはずの場面が残っており、その中に食べたものを吐き出しているように見えるシーンが含まれていたことで、波紋が広がりました。
現在、その動画は削除されており、SNSを中心にさまざまな意見が交わされています。
とぎもちはどんなYouTuberか
とぎもちは、日本出身で韓国を拠点に活動する女性YouTuberです。
韓国料理や屋台グルメを中心としたモッパン(食事動画)を長年投稿しており、落ち着いた雰囲気と大量に食べるスタイルで人気を集めてきました。
過激な演出よりも、日常感のある食事風景を淡々と見せる動画が多く、長期にわたって視聴してきたファンも少なくありません。
問題となった動画で何が起きたのか
2025年12月に公開された動画の中で、編集処理が不十分だったとみられる場面が含まれていました。
その映像には、食事シーンの流れとは明らかに異なるカットが残っており、口に入れたものを吐き出しているように見える瞬間が確認できるとして、視聴者の間で話題となります。
この場面について、「編集ミスではないか」「本来はカットされる前提の映像では」といった指摘が相次ぎ、動画は短時間のうちに削除されました。
動画削除後に広がった反応
動画が消えた後、SNSではさまざまな受け止め方が見られました。
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「長く見てきただけにショックだった」
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「意図的ではなく、編集ミスだと思う」
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「大食い動画の裏側を見てしまった気がする」
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「食べ物を吐き出す映像はさすがにきつい」
といった声があり、擁護と批判が入り混じる形となっています。
特に、これまでとぎもちの動画に強い信頼を寄せていた視聴者ほど、落胆の大きさを感じている様子もうかがえました。
なぜ炎上につながったのか
今回の騒動が大きく広がった理由のひとつは、映ってはいけないと認識されている行為が、はっきり映像として残ってしまったことにあります。
大食い動画では、編集によってテンポや見せ方が調整されていることは広く知られていますが、
「実際に食べたものを吐き出しているように見える場面」がそのまま公開されたことで、視聴者に強い違和感を与えました。
また、本人がその時点で明確な説明を出していなかったことも、憶測や議論が広がる一因となったと考えられます。
大食い動画というジャンルが抱える課題
今回の件は、とぎもち個人の問題にとどまらず、大食い動画全体が抱える難しさを改めて浮き彫りにしました。
大量の食事を見せるコンテンツは、
・健康面への懸念
・食べ物を粗末にしているのではないかという印象
・どこまでが演出なのか分からない不透明さ
といった問題を常に内包しています。
今回、編集ミスによって「本来は見せない前提だった可能性のある場面」が露呈したことで、こうした不安が一気に表面化した形です。
現時点で分かっていることと今後
現時点で確認されているのは、
・問題となる動画が投稿されていたこと
・編集ミスとみられる場面に、食べ物を吐き出すように見える映像が含まれていたこと
・動画がすでに削除されていること
までで、本人から詳細な経緯説明や公式なコメントは確認されていません。
今後、本人がどのような形で説明を行うのか、あるいは活動方針に変化があるのかについては、注目が集まっています。
今回の騒動は、視聴者と発信者の信頼関係、そして大食いコンテンツのあり方を改めて考えさせる出来事となりました。

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