2025年10月26日、GLAYのボーカリスト・TERUさんが名付け親を務めた競走馬「テルヒコウ」が、ついに待望の勝利を飾りました。
SNS上では「TERUおめでとう!」「テルヒコウやったー!」と歓喜の声があふれ、TERU本人もX(旧ツイッター)で「やったねテルヒコウ!」と喜びを爆発させています。
■テルヒコウとは?
テルヒコウは、北海道新ひだか町のヤナガワ牧場で生まれたサラブレッド。
父はロードカナロア、母はフレンチフレイバーという血統で、2022年に誕生しました。
競走馬としては比較的小柄ながら、スピードと根性を兼ね備えていると注目されてきました。
名前の「テルヒコウ」は、TERUさんの本名「小橋照彦(こはし・てるひこ)」に由来しています。
名付けのきっかけは、GLAYのファンであり馬主でもある知人の提案によるもので、TERUさんが快諾。「自分の名前が競走馬になるなんて光栄」と語っていました。
■これまでの戦績
テルヒコウは2024年にデビュー。デビュー戦こそ中団に沈みましたが、その後は徐々に力をつけ、2025年に入ってからは好位で粘るレースが増加。
惜しくも2着、3着に終わるレースが続いており、「あと一歩」の状態が続いていました。
そして迎えた2025年10月26日のレース。地方競馬のダート1200m戦で、スタート直後から先行集団に取りつくと、直線で力強く抜け出して見事に勝利。関係者によれば「ここ数戦の経験が実を結んだレース」だったとのことです。
■TERUのコメントとファンの反応
TERUさんは勝利直後、自身のXで「ついにテルヒコウが勝った!関係者の皆さん、そして応援してくれたみんな、本当にありがとう!」と投稿。ファンからは、
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「TERUさんの名前を背負ってるだけあって、ついにやったね!」
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「名前の重みが力になった気がする」
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「これからオープンクラス目指して頑張って!」
といった声が多数寄せられています。
■テルヒコウが示す“夢と挑戦”の象徴
音楽界の第一線で活躍するTERUさんが、自らの名を競走馬に託した背景には、「夢を持ち続けることの大切さ」という思いがあるといいます。かつてTERUさんは「どんな世界でも、挑戦する心があれば道は開ける」と語っており、その言葉どおり、テルヒコウの成長はまるでGLAYの歩みを重ねるかのようです。
テルヒコウの次走予定は未定ですが、関係者は「今後はさらに上のクラスを目指す」としています。TERUさんが名付けたこの“ロックなサラブレッド”が、次にどんな走りを見せるのか。音楽ファンと競馬ファンの注目はますます高まりそうです。

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