富山県の小さな町、越中八尾でおよそ300年語り継がれてきたイベント「おわら風の盆」について紹介します。
おわら風の盆は、富山県富山市八尾(やつお)町で開催される盆踊り大会です。
唄や三味線、太鼓の音に合わせて編笠をかぶった男女が踊り歩く様子は風情たっぷりです。
生演奏ということもあり、静かにしないといけないこと、また写真はフラッシュ禁止など鑑賞ルールもしっかり決められているので雰囲気も抜群。
毎年9月1日~3日に開催されますが、この3日間で約20万人もの観光客が訪れます。
長い歴史がある「おわら風の盆」とは?
引用:越中八尾観光協会
見どころ
おわら風の盆は、全ての踊りが見どころといえます。
舞台や演舞以外では、いつどこで踊りが始まるか決まっていないため、そのワクワク感や始まった時のたかぶりはとてもよいものです。
踊りにはいくつか種類があるので紹介します。
町流し
引用:YouTube
町流しとは、踊りながら通りを練り歩くことです。
観光で見るなら、輪踊りを見に行くよりかは場所を決めて町流しを待つというスタイルの方がよいかもしれません。
町流しの場所や時間は駅などで配布されるガイドブックに載っているので、駅を利用する方は要チェックです。
輪踊り
引用:YouTube
輪踊りとは、その名の通り複数人が輪になって踊ることです。
町流し同様、町内のあちこちで踊りがあるため、いろいろな音色が聞こえてきます。
舞台踊り
引用:YouTube
舞台踊りとは、各町に設置された特設ステージで見ることのできる踊りです。
町中を歩き回るのが苦手な方や、いろいろな踊りを見たい方はこちらでみるのがおすすめです。
開催概要
引用:越中八尾観光協会
ここからは、越中おわら風の盆の詳細について紹介します。
日時
<本祭:2024年9月1日(日)~3日(火)(毎年固定)>
・1、2日:17時~23時(17時~19時は夕食休憩)
・3日:19時~23時(19時以前は踊りはありません)
スケジュールは23時までとなっていますが、非公式で明け方まで続くこともあるそうです。
23時で一旦お開きにして、次行きたい人行くぞ~ みたいな飲み会のあのイメージです。
<前夜祭:8月20日~30日>
18時半~20時に風の盆の上映会・踊り教室や鑑賞会が八尾観光会館で行われます。
その後、22時まで町流し・輪踊り・舞台踊りが各支部によって行われます。
場所
富山県富山市八尾地区(各11町で開催)
東町・西町・今町・上新町・鏡町・下新町・諏訪町・西新町・東新町・天満町・福島
(諏訪町通りは日本の道百選に選ばれており、特に賑わっています。)
引用:越中八尾観光協会
引用:Google マップ
お問い合わせ
公式サイト:越中八尾観光協会
電話番号 :076-454-6321
アクセス方法
車でのアクセス
北陸自動車道 富山ICか、富山西ICから約30分
車で会場に行く場合は、会場から離れた駐車場(有料、一般車1000円)に停めてから、シャトルバス(有料、ひとり500円)に乗車していく手段があります。
車で行くと交通渋滞もあり、非効率なのであまりおすすめの手段ではありません。
また交通規制もあるため事前に確認しておきましょう。2024年交通規制予定はこちら
駐車場や、交通規制については変更となる場合があります。最新情報は 公式サイト から確認してみてください。
駐車場
会場から離れた場所に駐車場があります。
1台3,000円の駐車料金(行事協力金!)がかかってしまいますが、場所を紹介します!
富山市八尾スポーツアリーナ
引用:Google マップ
八尾スポーツアリーナからは、無料の臨時バスが運行します!
八尾総合病院
引用:Google マップ
ゆめの森テニスコート
引用:Google マップ
公共交通機関でのアクセス
JR高山本線 越中八尾駅 下車
越中八尾駅下車後、駅・まちなか連絡バス 越中八尾駅発・曳山展示館行 に乗車(200円)
会場は坂も多く、基本的に移動は歩きのため、公共交通機関を使って体力を温存しておきましょう!
まとめ おわら風の盆で秋の訪れを感じよう
富山市八尾町で開催されるおわら風の盆について紹介しました。
約20万人の観光客が訪れるので本当に素晴らしい行事であることは間違いありません。
実際に訪れて、その風情に浸ってみてください。
コメント
とても嬉しいです。今年は風の盆、開催されるのですね!40年前より毎年のように見に行っています。見るだけでは飽き足らなくて12~13年程前から、練習して、豊年おどり、男踊りをそこそこ人前で踊れるように成りました、上新町での大輪踊りに毎年参加させて貰っています、それと門名寺境内での踊りも楽しみにしています。今日から家でいっぱい練習するぞ。~~~わくわく
40年もかかわってらっしゃるなんて、喜多さんは風の盆のプロフェッショナルですね。
ぜひそのわくわくの気持ちを大事にして、頑張ってください!
嬉しいです、また、おわら踊りを観られる。踊れるのですね!わくわく、わくわく!