マクドナルドの限定アイテムといえば、毎年年始に販売される「福袋」ですよね。
しかし近年は夏にもその流れが波及し、「サマーチャンスバッグ」という名の“夏福袋”が恒例化してきました。
そして今年2025年の「サマーチャンスバッグ」でも、例年同様に抽選販売が行われ、ハズれて涙をのんだ人も少なくありません。
しかし、そんな人たちにとって朗報とも言える“実質再販”が一部の店舗で密かに行われていたことが、SNSなどで話題となっています。
本記事では、マクドナルドの「サマーチャンスバッグ2025」における“店頭一般販売”の実態と、その背景にある企業戦略、そして再販を狙うためのコツなどを詳しく解説いたします。
サマーチャンスバッグ2025とは?
まず、今回の話題の中心となっている「サマーチャンスバッグ2025」について簡単におさらいしておきましょう。
2025年7月、マクドナルドはアプリ限定で「サマーチャンスバッグ」の抽選販売を発表しました。
内容としては、人気キャラクター「ミニオンズ」とコラボしたオリジナルグッズに加え、商品無料券がついてくるという非常にお得なセットです。
販売価格は税込3,000円で、グッズの総額は5,000円以上に相当するとされており、そのお得感から毎年多くの応募者が殺到します。
応募期間は7月7日から17日まで、当選発表は7月24日。
受け取り期間は7月31日から8月5日までと決まっていました。
一般販売=再販? SNSで発覚した“店頭販売”の実態
一見すると、抽選に外れた人はそれで終了──と思いきや、8月6日以降、X(旧Twitter)やInstagramではこんな声が続々と投稿され始めました。
「〇〇店でサマーチャンスバッグ買えた!抽選落ちしてたけどラッキー!」
「朝マックのついでに聞いたら、普通に売ってた。ラスト1個だった」
「キャンセル分が店頭に並んでるってホントだったんだ…」
そう、実は抽選当選者が何らかの理由で取りに来なかった「キャンセル分」が、一部店舗で“店頭販売”されていたのです。
公式には「再販」や「売れ残り」という表現は一切されていませんが、これは明らかに「実質的な再販」であると言えるでしょう。
マクドナルドの“巧妙な言い回し”──「再販」ではなく「一般販売」
ではなぜ、マクドナルドは「再販」という言葉を使わないのでしょうか?
それには、企業イメージや顧客との信頼関係を保つための“戦略的な配慮”があると考えられます。
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「再販」と明言すると、当選者の権利が軽視されたように感じられる
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応募・抽選の仕組みが形骸化する恐れがある
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「キャンセルを見越して待てばいい」と思われてしまう
こうしたリスクを避けるため、マクドナルドはキャンセル分についてはあくまで「余剰在庫分の店頭販売=一般販売」というスタンスを取っていると見られます。
つまり、再販ではなく「抽選外の誰でも買えるチャンスがある」という建前を保ちつつ、在庫を無駄にせずさばく、という非常に“賢い売り方”なのです。
なぜキャンセル分が出るのか?
抽選当選者であっても、以下のような理由で受け取りに行かないケースは少なくありません。
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忘れてしまった
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旅行や急な用事で行けなかった
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想像していた内容と違った
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金銭的に厳しくなった
こうした「キャンセル」は、特に全国展開の大型チェーンであるマクドナルドにおいては、一定数発生するのが自然です。
そしてこのキャンセル分を在庫として持ち続けるよりは、“欲しい人に販売する”という選択をする方が、消費者・企業双方にとってメリットが大きいのです。
店頭販売はどこで? どんな人が買えるのか?
今回発覚した“店頭での一般販売”は、全国一律で行われたものではなく、店舗ごとの判断によるものとされています。
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店舗によっては、販売自体をしないところもある
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数量も限定的(数個~十数個)
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先着順販売が基本で、整理券配布などは行われないケースが多い
つまり、「近所の店舗が再販しているかどうかは、自分で確認するしかない」というのが実情です。
特に、駅ナカや商業施設内のマクドナルドでは人通りも多く、在庫が捌けやすい傾向があります。
朝イチでの確認が吉だとされていますよ。
来年以降もチャンスあり?
今回のケースを受けて、「抽選落ちしてもまだ希望がある!」とSNSでは前向きな声も増えています。
一方で、「それなら抽選の意味ある?」「当選者がかわいそう」といった意見も一部見られ、再販の在り方については今後も議論を呼びそうです。
マクドナルド側は今のところ明確な「再販制度」を設けていませんが、年始の福袋でも同様の“店頭販売”が例年行われているため、来年のサマーチャンスバッグ2026でも同様の展開が予想されます。
【まとめ】抽選落ちでも諦めるな! マクドの“福袋裏ルート”を狙え!
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サマーチャンスバッグ2025では、抽選落ち後も一部店舗で店頭販売が行われた
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これは「再販」とは言わず、「一般販売」という形で行われている
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再販を狙うには、受け取り期限後にマメな店舗チェックがカギ
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マクドナルドの販売戦略には“絶妙なバランス”が隠されていた
抽選に外れてしまった人も、諦めずに近隣店舗に足を運んでみてはいかがでしょうか。
運が良ければ、あなたのもとにも「サマーチャンス」が訪れるかもしれません。
引用:マクドナルド公式
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