ロックバンド「LUNA SEA」のドラマー、真矢(55)が、脳腫瘍公表後初めて公の場に姿を見せました。9月27日、地元・神奈川県秦野市で開催された「秦野たばこ祭」に参加し、ファンからの大歓声と「真矢」コールに迎えられました。
車椅子から立ち上がり「必ず復活します」
この日、真矢は右手に杖を持ち、車椅子に乗って登場。体調が思わしくない中での参加でしたが、会場のファンの前で立ち上がり、力強く「必ず復活するんで、それまで待っていてください」と呼びかけました。
また、「スマホの顔認証がされないほど痩せこけた」という報道にも触れ、「この通り元気です。今日とあす、祭りを楽しんで」と笑顔を見せ、来場者を安心させました。
秦野たばこ祭への特別な思い
真矢は、「今年は体調を崩してしまいましたが、どうしても秦野たばこ祭だけは参加したかった」と語り、祭りを楽しむよう呼びかけました。祭りではお神輿に「快復祈願 真矢」と書かれた護摩札が取り付けられ、ファンには地元「菓子工房 アンデス橋本」のクッキーと直筆サイン入りポストカードが配られました。
真矢の闘病とこれまでの歩み
真矢は、9月8日に自身のSNSで脳腫瘍と診断されたことを公表。めまいで転倒し、医療機関で検査を受けた結果、脳腫瘍であることが判明しました。
さらに、2020年には大腸がんステージ4を宣告され、これまでに7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法を受けながらも、ライブ活動を続けてきたことも明かしています。公表後は、メンバーやアーティスト仲間からの激励メッセージに感謝を示しました。
真矢は自身のSNSで「今はやっと一人で立つことができて、スマホの文字も打つスピードが早くなってきました。体も運動能力的には小学校にも満たない位だと思いますが、今すごく幸せです」と近況を報告しています。
ファンに向けたメッセージ
真矢の登場は、多くのファンにとって勇気と希望の象徴となりました。車椅子での登場にもかかわらず、自ら立ち上がり、笑顔で祭りを楽しむ姿は、「必ず復活する」という力強いメッセージそのものでした。今後もファンとともに歩む真矢の姿は、多くの人々に勇気を与え続けることでしょう。
コメント