【酷似】京都サンガ選手、告知ポスターに「Lippy酷似キャラ」使用疑惑！

■ 宮本優太選手とは

まず、今回の報道対象である宮本優太（みやもと・ゆうた）選手について整理しておきます。

宮本選手は1997年生まれのディフェンダー。高い運動量と対人守備の強さで評価され、Jリーグの複数クラブでプレーしてきました。2024シーズンから京都サンガF.C.に加入し、ピッチ内外での存在感を強めています。

地域イベントや子ども向けサッカー教室にも積極的で、今回の「ミヤモトサッカーカップ2025」も、地域の子どもたちへサッカーの楽しさを伝える活動の一環として企画されたものです。
そのため、今回の騒動は“純粋な地域貢献活動”に水を差す形になり、本人にとっても誠実な姿勢が問われる場面となりました。

■ Lippyとは？

問題の発端である「Lippy」は、AAAのボーカリストでありソロアーティストとしても活動するNissy（西島隆弘）の公式キャラクターです。

▼ Lippyの特徴

丸みのある体型
大きな黒目
小さく可愛いフォルム
シンプルだが存在感のあるデザイン

2018年ごろからグッズ展開が始まり、アパレル・雑貨・コラボイベントなど多方面で展開されてきました。ファン層の広さや認知度も高く、Nissyの活動を象徴する存在のひとつとなっています。

著作権・商標管理も行われており、「公式キャラクターとしての保護」が明確にされている点が重要です。

■ 騒動の発端 ― Instagramの告知画像

宮本優太選手が問題となったポスターをInstagramストーリーに掲載したのは、2025年1月下旬。
ポスターにはイベント概要として

日付
場所
参加費
問い合わせメールアドレス
参加申込QRコード

などが記載され、イベントのワクワク感を伝えるようなカラフルなデザインとなっていました。

▼ しかしその背景に“似ているキャラ”が

ポスターの装飾の一部に、Lippyの特徴と酷似したキャラクターが含まれていたのです。

ファンが指摘した主なポイントは以下の通りです。

丸い輪郭
口の形
大きな黒目
体型のフォルム
色味や配置バランス

まるでLippyを元にして簡略化したような印象だったため、SNS上では
「これLippyじゃないの？」
という投稿が増えていきました。

■ 宮本選手が謝罪

指摘を受け、宮本選手はInstagramストーリーで謝罪。
文面では具体的なキャラクター名には触れていませんが、

「AAAをはじめ、西島隆弘さん、そしてファンの皆様にご迷惑をおかけしました」

という表現から、Lippyを巡る問題を意識した謝罪であることが明らかです。

投稿は一定時間で削除されましたが、SNSではスクリーンショットが拡散され、周知される形となりました。

■ “酷似騒動”の本質：著作権・商標の問題

今回の件を評価する際、重要なのは
著作権侵害（デザイン流用）と判断されうるか？
というポイントです。

▼ 著作権では「似ている」だけでも問題化するケースがある

特にキャラクターの場合、

顔の形
目の特徴
体型
個別のパーツ
配色や構造

など複数の要素が一致すると、「依拠性」「類似性」が認められ、著作権侵害になる場合があります。

宮本選手のように**商用的要素（イベント告知）**で使用した場合は、
より厳しく判断される傾向があります。

■ デザインを作成したのは本人か？

SNSでは、

デザイナーに作成を依頼したのでは？
無料素材サイトから取ったのでは？
宮本選手は知らないままだった可能性もある

など推測が飛び交っています。

スポーツ選手は自分でデザイン制作を行うケースは少なく、今回も「外部制作の可能性」は十分に考えられます。
しかし、最終的に自分の名前で発表される以上、チェックの責任は発信者にあるというのが一般的な考え方であり、宮本選手が謝罪した理由はここにあります。

■ ファンの反応

SNSでは、Nissyファン・AAAファンを中心にさまざまな声が上がっています。

▼ 批判

「完全にLippyに見える」
「こんなに似てたら許可が必要では？」
「なぜチェックしなかったのか」

▼ 擁護

「本人が悪意を持ってやったとは思えない」
「デザイナーの問題では？」
「謝罪したならもういいのでは」

▼ 冷静な分析

「著作権に触れる可能性はある」
「公式が動いていないので慎重に見たい」

炎上というほどの大規模ではありませんが、
“著作権を巡る騒動”としては十分に注目される事態になっています。

■ 京都サンガF.C. や Nissy 側の反応は？

2025年1月28日時点では
公式にコメントや声明は出ていません。

ただし、

ポスターの削除
宮本選手の迅速な謝罪
という流れから、
「何らかの指摘が関係者から届いていた可能性」は否定できません。

芸能事務所やクラブが動くかどうかは、
キャラクターの権利関係と当事者の意向次第となるでしょう。

■ 今後どうなるのか

今回の件は、すでに本人が謝罪を行い、
問題の投稿も削除されているため、
大きな法的トラブルに発展する可能性は低いと見られます。