イラン各地で抗議デモ拡大、死者は50人超との情報
イラン情勢が再び緊迫しています。
イラン国内で続く抗議デモをめぐり、治安部隊とデモ参加者の衝突で50人以上が死亡した可能性があることが分かりました。
ノルウェーに拠点を置く人権団体「IHR」によると、デモが始まった昨年末から2026年1月9日までに、少なくとも51人が死亡したとされています。
デモは当初、限定的な抗議行動とみられていましたが、現在は各地に広がり、治安当局との衝突が相次ぐ事態となっています。
当局は「暴徒化」と主張、警察官殺害も報道
イラン国営テレビは9日、
「デモ参加者が暴徒化している」
と伝えました。
報道によると、
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自動車への放火
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公共物の破壊
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現場対応にあたった警察官が殺害された
といった深刻な事態が起きているとされています。
一方で、国外の人権団体や欧米メディアは、治安部隊による強硬な鎮圧を問題視しており、情報の受け止め方には大きな隔たりがあります。
航空便の欠航相次ぐ、国際社会も警戒
情勢不安の高まりを受け、
イランに向かう国際航空便の欠航が相次いでいることも明らかになっています。
中東情勢は一国の問題にとどまらず、
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原油市場
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周辺国の治安
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国際金融市場
にも影響を与えかねないため、各国が神経を尖らせています。
トランプ氏が強硬発言「殺りくなら介入」
こうした中、注目を集めているのがトランプ前大統領の発言です。
トランプ氏はイラン情勢について、
「殺りくが起きているなら、介入する」
と述べ、強い警告を発しました。
具体的な介入方法や時期には触れていませんが、
この発言はイランへの強い圧力と受け止められています。
過去にもトランプ氏は、
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イラン核問題
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制裁強化
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軍事的選択肢への言及
など、強硬姿勢で知られており、今回の発言も国際社会に波紋を広げています。
まとめ:再び不安定化するイラン情勢
今回のイラン情勢を整理すると、
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抗議デモが昨年末から拡大
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治安部隊との衝突で50人超死亡との情報
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国営メディアは「暴徒化」を強調
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国際便欠航など実体経済にも影響
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トランプ氏が「介入」示唆発言
と、不安定化が一気に表面化しています。
中東は一度火が付くと、
政治・軍事・経済が連鎖的に揺れる地域です。
今後、イラン当局がどこまで強硬策を取るのか、
そして国際社会がどう動くのか――
緊張の行方から目が離せません。

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