日本のパンクロックバンドHi-STANDARD（ハイスタンダード）が、2025年9月24日（水）にYouTubeで生配信を行い、新ドラマーとしてZAX（ザックス）の加入を発表しました。ZAXは、The BONEZやPay money To my Painで活動する実力派ドラマーで、Hi-STANDARDの新メンバーとして正式に迎え入れられました。
恒岡章氏の死去から2年半、待望の新体制
Hi-STANDARDは、2023年2月に元ドラマーの恒岡章（つねおか あきら）氏が死去した後、後任のドラマーを探し続けていました。オーディションを通じて何百人もの応募者の動画を確認したものの、新たなドラマーを見つけることができませんでした。今回のZAXの加入により、バンドは新たなスタートを切ることとなりました。
ZAXの加入発表とメンバーのコメント
生配信では、横山健（ギター・ボーカル）と難波章浩（ボーカル・ベース）が対談形式で進行し、ZAXの加入を発表しました。横山は「僕とナンちゃん（難波章浩）の口から直接話したいことがあって、この場を設けさせていただきました」と語り、難波は「ZAXは人間がすごく良くて、当時すごく連絡をくれて『そばにいますよ』と言ってくれました」とZAXの人柄を称賛しました。
ZAXは「一生懸命叩かせていただきます。The BONEZもHi-STANDARDもフルマックスで行きますのでよろしくお願いします」と意気込みを語りました。
新体制でのミニアルバム『Screaming Newborn Baby』発売決定
Hi-STANDARDは、新体制での初の作品として、ミニアルバム『Screaming Newborn Baby』を2025年11月26日に発売することを発表しました。本作には、ZAXが参加した新曲「song about FAT MIKE」や、1stアルバム『GROWING UP』の収録曲「MAXIMUM OVERDRIVE」、3rdアルバム『MAKING THE ROAD』の収録曲「Dear My Friend」などが収録される予定です。
アルバムのミックスは、アメリカのパンクバンドDescendentsのビル・スティーヴンソンが担当しています。Hi-STANDARDが新作を発表するのは、2023年4月リリースの「I’M A RAT」以来2年7カ月ぶりとなります。
ファンからの反応と今後の展望
生配信には約6万人が視聴し、SNS上では「嬉しくて泣いちゃうよ！」「ZAXさんすごくしっくりくる」といった歓喜の声が多数投稿されました。ファンからは、新体制での活動再開を喜ぶ声が多く寄せられています。
また、Hi-STANDARDは主催フェス「AIR JAM」の復活の可能性も示唆しており、今後の活動に注目が集まっています。
Hi-STANDARDの新体制での活動再開は、ファンにとって待望のニュースであり、今後の展開に大きな期待が寄せられています。
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