丙午の2026年、「産まない」が主流に?逆張り出産は勝ち組なのか

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最近、2026年に向けて「丙午(ひのえうま)」という言葉を耳にすることが増えてきました。これ、歴史や占い好きの人なら知っているかもしれませんが、一般的には馴染みの薄い言葉ですよね。

簡単に言うと、十干(じっかん)と十二支を組み合わせた、昔の暦の数え方のひとつです。全部で60通りの組み合わせがあり、60年に一度巡ってきます。問題なのは、江戸時代から続く「丙午の年に生まれた女性は気が強く、夫の命を縮める」という、科学的根拠が一切ない迷信です。

もともとは「火」の属性が重なる強い年、という意味だったようですが、江戸時代の大火事(八百屋お七の事件)などと結びつけられ、ネガティブなイメージが定着してしまいました。驚くことに、前回の1966年(昭和41年)には、この迷信を気にした人が多かったせいで、出生数が前後の年に比べて25%も激減したという実話があるほど、日本人を縛り続けてきた言葉なのです。



いまだに親世代が口出ししてくる現実

そんなの昔の話だろう、と思うかもしれませんが、令和の今でも影響はゼロではありません。 実際に妊活を考えている知人の話を聞くと、いまだに親や親戚から「わざわざ2026年に産まなくてもいいんじゃない?」と釘を刺されるケースが本当にあるそうです。本人たちは「そんなの関係ない」と思っていても、周囲の無理解な声がブレーキになる。迷信は、今でも静かに、でも確実に人々の行動を縛っています。

統計が示す「圧倒的なライバルの少なさ」

現在の日本は、ただでさえ出生数が年間70万人を割り込む深刻な少子化です。ここに「丙午」という心理的ブレーキが加われば、2026年は「統計史上、最も子供が産まれない年」になる可能性が高いです。

でも、冷静に考えると、これって子供にとっては「めちゃくちゃラッキーな学年」になるのではないでしょうか。 1学年上の2025年生まれや、下の2027年生まれに比べて、圧倒的に人数が少ない。それはつまり、人生のあらゆる場面で「行列に並ばなくていい」ことを意味します。

保育園、受験、就職……すべてが「空席」だらけ

まず、保活(保育園探し)で苦労することがなくなるはずです。どこの自治体も、この学年だけは定員に余裕ができるからです。これまで激戦だった地域でも、希望の園にスッと入れるかもしれません。

さらに大きいのは、受験です。 幼稚園、小学校から大学まで、募集定員は急には減らせません。ライバルが2割減れば、その分、合格の門戸は広くなります。偏差値的には厳しいと思っていた憧れの学校に、人数が少ないという理由だけで入りやすくなる「超・ボーナスタイム」が訪れます。

社会に出る時も同じです。2040年代後半、日本はさらなる若者不足に悩んでいます。ただでさえ貴重な若者なのに、さらに人数が少ない丙午の学年は、企業からすれば喉から手が出るほど欲しい人材。引く手あまたの「超・売り手市場」になるのは目に見えています。

迷信というハードルを越えた先にあるもの

もちろん、デメリットもあります。学校のクラス数が少なすぎて、3年間クラス替えができないといった寂しさはあるかもしれません。また、一部の古い考えを持つ人から「あ、丙午だね」と色眼鏡で見られる不快感もあるでしょう。

でも、そんな根拠のない噂話よりも、物理的な「ライバルの少なさ」がもたらす恩恵の方が、子供の人生にとっては遥かにプラスに働くはずです。

結局、2026年に産むことを選ぶのは、古臭い同調圧力に負けない「賢い逆張り」になる。周囲のガヤを無視して、この「穴場の年」をあえて選ぶ家庭が、結果的に一番得をするのではないかと私は本気で思っています。

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