鹿児島県のトカラ列島にある悪石島で、6月21日以降、強い地震が頻発し、島民の不安が日に日に高まっています。
特に7月3日午後4時13分には震度6弱の強い揺れが発生。
これを受けて、島の住民13人が翌日7月4日の朝に定期船で鹿児島市へ自主避難することが決まりました。
地震の連鎖、悪石島を震撼させる
悪石島を中心としたトカラ列島周辺では、6月21日以降、マグニチュード1から5クラスの地震が500回以上続くという異常な群発地震が発生。
震度5弱以上の揺れも数度起こり、島の生活に大きな影響を与えています。
7月3日の震度6弱(M5.5)は過去数週間の中でも最も強い揺れで、島全体が大きく揺れ動きました。
住民の安全を第一に考え、避難所も設置されています。
自主避難の決断と救援体制
震度6弱の揺れを受けて、島の自治体は明朝7月4日の定期船にて、希望する13人の住民を鹿児島市へ避難させる方針を固めました。
避難は約1週間程度を予定しており、悪石島の安全確認が進むまでの一時的な措置です。
鹿児島県も災害救助法を適用し、救援・支援体制の強化に動いています。
島民の健康や生活支援も重視されており、引き続き緊張感の高い状況が続いています。
専門家によると…今後の見通し
悪石島周辺は、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界にあたり、地震活動が活発な地域です。
ただし、南海トラフ巨大地震との直接的な関連は低いとされており、過度な不安は避けるべきとの見解も出ています。
とはいえ、今後数日〜数週間は強い余震の可能性があるため、島や周辺地域では十分な警戒と備えが必要です。
今後も震源地の動向や避難状況について注目していきます。皆さんも防災意識を高く持ち、安全第一でお過ごしください。

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