W杯2026「大陸間プレーオフ」組み合わせ決定! 日本と関係は? 各国戦力・注目選手・突破予想まで徹底解説

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■W杯2026まで残り6枠 大陸間プレーオフの組み合わせが決定

国際サッカー連盟(FIFA)は11月20日、W杯2026の大陸間プレーオフ(Intercontinental Playoff)の組み合わせ抽選を実施しました。
今回の抽選で、全6チームが2つのトーナメントに振り分けられ、最終的に2チームのみがW杯本大会へ進出することになります。

W杯は48カ国に拡大され、出場枠は増えましたが、同時にアジア、アフリカ、中南米、オセアニアの“ボーダー国”にとっては、最後の最後まで熾烈な戦いが続く形式となりました。

大陸間プレーオフは2026年3月26〜31日に行われ、すべて“一発勝負のシングルレグ”。
つまり、格差や実力差があっても、一度のミスで夢が散る可能性がある極めてシビアな戦いとなります。




■参加国と組み合わせ:6チームの運命を分ける構図とは

【Path 1】

(1)ニューカレドニア代表(OFC) vs ジャマイカ代表(CONCACAF)
(2)コンゴ民主共和国代表(CAF・シード) vs (1)の勝者

【Path 2】

(3)ボリビア代表(CONMEBOL) vs スリナム代表(CONCACAF)
(4)イラク代表(AFC・シード) vs (3)の勝者

シードはランキング上位の
●コンゴ民主共和国(アフリカ)
●イラク(アジア)
の2つ。

両者はトーナメント2試合目から登場し、一発勝負に臨みます。


■【Path 1】ジャマイカ vs ニューカレドニア

この対戦は実力差が比較的大きいカードです。

◆ニューカレドニア代表(オセアニア)

・W杯出場歴なし
・人口約27万人の“小国代表”
・身体能力は高いが、国際経験は乏しい
・FIFAランキングは大陸最下層

オセアニアは長年、ニュージーランドが絶対王者として君臨し、ほかの国がW杯に近づくのは極めて難しい構図があります。

ニューカレドニアにとっては、今回が“歴史を変える挑戦”です。

◆ジャマイカ代表(北中米カリブ海)

・W杯経験あり(1998)
・プレミアリーグでも活躍する選手を多く擁する
・スピード&フィジカルが武器
・代表強化に英国出身選手が多数加入

ジャマイカは近年、「英国出身のルーツ選手を積極招集する戦略」で戦力が大幅に向上しており、今回の6チームの中でもトップクラスの強さです。

◆勝敗予想:ジャマイカが優勢

データ・経験・戦力全てでジャマイカが上。
ニューカレドニアが勝つには“奇跡レベルの爆発力”が必要です。


■【Path 1 決勝】コンゴ民主共和国(シード)

アフリカを代表する伝統国で、今回のプレーオフでは最も強力とも言われています。

◆コンゴ民主共和国代表の特徴

・アフリカ予選の最終フェーズ常連
・身体能力は世界トップ級
・欧州クラブ所属の選手が非常に多い
・攻撃力の高さに定評

とにかくフィジカルが強く、ゴール前での迫力は6チームで一番。

◆注目選手

・セドリック・バカンブ
・ガエル・カクタ(元チェルシー)

などネームバリューも豊富。

◆突破予想

コンゴ民主共和国が有利。
唯一ジャマイカだけが“番狂わせを起こせる”候補です。


■【Path 2】ボリビア vs スリナム

こちらは“読めないカード”です。

◆ボリビア代表(南米)

・高地ラパスをホームにして予選で番狂わせを起こす国
・ただし中立地では極端に勝てない
・W杯は1994年が最後
・国内リーグの選手が中心

ボリビアの弱点は「アウェーで勝てない」こと。
大陸間プレーオフは当然中立地のため、この弱点が大きく影響しそうです。

◆スリナム代表(北中米カリブ海)

・近年急成長している“隠れ強豪”
・オランダ出身のルーツ選手が大量加入
・テクニックとスピードが武器
・CONCACAFリーグで評価上昇中

スリナムは近年の伸びが目覚ましく、実は「今回のダークホース」と言われています。

◆勝敗予想

スリナムが優勢。
ボリビアは高地でこそ強いが、平地では南米最低クラスの戦績が続いています。


■【Path 2 決勝】イラク(シード)

アジア勢で唯一、大陸間プレーオフへ回った国。

◆イラク代表の強み

・2023年アジアカップで日本を撃破
・若手の急成長が目覚ましい
・“アラブの新興強豪”と呼ばれる
・戦術理解度が高く守備が固い

特に1月のアジアカップでの日本撃破は大きな話題となり、近年のイラクは完全に“強豪国”の仲間入りを果たしました。

◆注目選手

・アラ・アブドゥルザハラ
・アメル・サリム
など、アジア屈指の技術派選手が揃います。

◆突破予想

イラクが有利。
ただしスリナムが上がってきた場合は「かなり面白い試合」になる可能性があります。


■大陸間プレーオフ:誰が通る? カカニュース独自の突破予想

Path 最有力 対抗 大穴
Path 1 コンゴ民主共和国 ジャマイカ ニューカレドニア
Path 2 イラク スリナム ボリビア

突破予想:コンゴ民主共和国、イラク

番狂わせ候補はジャマイカとスリナムの2つ。

特にスリナムは、知らないと見落とす“隠れ強豪”であり、南米のボリビアよりも勢いは上です。


■日本代表との関係:対戦の可能性は?

正式な組み合わせはW杯本大会の抽選によりますが、
**いずれの国も日本と対戦した場合は“相性の難しい相手”**です。

●イラク…アジアの宿敵
●コンゴ…フィジカル最強クラス
●ジャマイカ…カウンターが脅威
●スリナム…スピードが武器

特にイラクはアジア内での競争からも“油断できない相手”として日本ファンにも知られています。


■カカニュースまとめ

今回の大陸間プレーオフは、W杯の枠拡大によって“誰にでもチャンスがある時代”になった一方で、
大陸を跨ぐ勝負は想像以上に厳しい
という現実を突きつける大会にもなりそうです。

コンゴ民主共和国とイラクは突破本命ですが、
・ジャマイカの黄金期復活
・スリナムの台頭
といったストーリーも十分にあり得ます。

2026年3月、たった1試合でW杯の夢が決まるという、最も残酷で最もドラマチックな舞台。
世界中のサポーターが息を呑んで見守ることになるでしょう。

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