梅雨になると、どこからともなく漂ってくる「イヤ〜なニオイ」。
部屋干しの洗濯物、玄関、浴室、キッチン、靴箱…
実はこの“梅雨のニオイ”、単なる湿気のせいではありません。
この記事では、ニオイの正体を科学的に解説しながら、
梅雨のニオイの正体は「モラクセラ菌」だった!
洗濯物や部屋の空気から漂う生乾き臭の犯人は、「モラクセラ菌」
人の皮脂や汚れをエサにして増殖し、4-メチル-3-
このMHAこそが、「なんか臭う…」
特に条件がそろうと爆発的に繁殖します:
- 湿度が70%以上
- 室温が20〜30℃
- 皮脂汚れや生乾きの衣類が放置されている
つまり、梅雨の部屋はモラクセラ菌の楽園。この菌を“育てない”
部屋干しの臭い対策|やってはいけないNG行動とは?
やりがちNG①:重ね干し・密集干し
空気の通り道がなくなり、洗濯物が乾きにくくなります。
→対策:間隔をあけて干し、扇風機やサーキュレーターで風を送る
NG②:洗濯機の“ため洗い”
何日分も溜めてから洗濯すると、菌が先に繁殖してニオイの元に。
→対策:できれば毎日洗濯し、洗濯槽の除菌も週1ペースで
NG③:洗剤と柔軟剤の“盛りすぎ”
洗剤を多く入れるほど効果があると思いがちですが、
→対策:規定量を守り、除菌系の洗剤や酸素系漂白剤を使う
玄関・お風呂・キッチンのニオイの原因と対策
玄関のニオイ
原因:湿った靴の中で繁殖する雑菌
対策:
- 靴用乾燥機 or 新聞紙でしっかり乾燥
- 重曹を入れた小袋を靴の中へ
- 週1回の玄関床拭き(クエン酸水 or アルコールで)
浴室のニオイ
原因:排水溝や床のぬめりに潜むカビ・雑菌
対策:
- 使用後は浴室を冷水で流して温度を下げる
- 換気扇は24時間運転が理想
- 排水口には塩素系のカビ取り剤を定期投入
キッチンのニオイ
原因:生ゴミや排水溝の汚れ
対策:
- 生ゴミは新聞紙にくるんで捨てる
- 三角コーナーはこまめに漂白
- 排水溝には重曹+クエン酸を週2回投入
番外編:梅雨におすすめの習慣・工夫
- タオルを蛇腹干しにすると空気の通りが良くなり、
乾燥スピードアップ - 新聞紙を丸めて靴箱・玄関に入れると湿気吸収+脱臭効果
- 毎朝10分だけ換気+除湿機運転で1日の空気をリセット
- エアコンの内部洗浄は6月中に済ませるのが◎
まとめ:梅雨のニオイは「菌と湿度」の戦い!対策すれば快適になる
- 梅雨のニオイの原因は「モラクセラ菌」やカビなどの雑菌
- 間違った洗濯や換気方法はニオイの温床になる
- 重曹・クエン酸・漂白剤などを使い分けて“菌の楽園”を断つ
- 毎日のちょっとした工夫が、臭いゼロの梅雨を実現するカギ
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