女優・歌手として長年にわたり第一線で活躍してきた柴咲コウさんが、ついに5年ぶりに連続ドラマの主演を務めることが発表されました。
新作のタイトルはABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』。
芸能界を舞台に、スキャンダル記事をめぐる攻防を描くサスペンス作品で、柴咲さんは芸能事務所の社長という新境地の役柄に挑みます。
ここでは、新ドラマの詳細に加え、前回の主演作、そして柴咲コウさんのプロフィールやこれまでの経歴についても詳しく解説していきます。
新ドラマ『スキャンダルイブ』とは?
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配信開始:2025年11月19日(水)22時〜 ABEMAにて無料配信
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役柄:芸能事務所の社長・井岡咲を演じる
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共演:川口春奈さん(週刊誌記者役)との初共演
物語は、芸能界の大物俳優のスキャンダルをめぐり、事務所と週刊誌の攻防が72時間という限られた時間軸で繰り広げられるという緊張感あふれるストーリー。
柴咲コウさんは芸能事務所社長として、所属俳優を守るため奔走する一方で、記者の追及と向き合う姿を熱演します。
柴咲さんは「自分自身が20年以上芸能界に身を置いてきたからこそ、描かれる世界にリアリティを持たせられる」とコメントしており、自らの経験が役作りに大きく活かされることが期待されています。
前回の主演ドラマは『35歳の少女』
今回の主演は5年ぶり。前回は2020年10月期の日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』でした。
この作品は、10歳の時に事故で昏睡状態となり、25年後に目覚めた女性が“心は10歳のまま”という設定で、35歳になって現代社会に直面する物語。
柴咲さんは繊細で難しい役どころを演じ、視聴者から高い評価を得ました。
『35歳の少女』以来、連続ドラマの主演からは遠ざかっていたため、今回の復帰作に対する期待は非常に大きいといえるでしょう。
柴咲コウのプロフィール
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本名:非公表(芸名として活動)
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生年月日:1981年8月5日(現在44歳)
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出身地:東京都豊島区
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職業:女優、歌手、実業家
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所属:レトロワグラース株式会社(自身が代表を務める会社)
柴咲さんは女優業だけでなく、歌手としても「RUI」名義でリリースした『月のしずく』や、自身名義での『かたちあるもの』など多数のヒット曲を世に送り出しています。
さらにファッションやライフスタイルブランドのプロデュース、環境問題への取り組みなど幅広く活動しています。
これまでの主な経歴
女優としての活躍
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2001年:映画『GO』でヒロイン役を演じ、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。
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2004年:映画『世界の中心で、愛をさけぶ』でヒロイン役を務め、一躍国民的女優に。
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2007年:NHK大河ドラマ『功名が辻』で主演・山内一豊の妻「千代」役を演じ、歴史ドラマでも存在感を示しました。
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2017年:大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演。女性大名を演じ切り、その演技力が再び高く評価されました。
歌手としての活動
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2002年:RUI名義で『月のしずく』(映画『黄泉がえり』主題歌)をリリースし、ミリオンセラーを記録。
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2004年:『かたちあるもの』(ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』主題歌)も大ヒット。
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その後も、女優業と並行して音楽活動を展開し、ライブやアルバム制作を続けています。
実業家としての顔
2016年には、自ら代表を務める「レトロワグラース株式会社」を設立。
ファッションブランド「MES VACANCES(ミヴァコンス)」を立ち上げ、サステナブルなライフスタイルの提案や社会活動にも取り組んでいます。
今回の主演が持つ意味
柴咲コウさんはここ数年、ドラマ出演を抑え、映画・音楽・ビジネスに幅広く力を注いできました。そのため今回の主演復帰は、彼女の女優人生における大きな節目となるでしょう。
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芸能界を舞台にした物語を、実際に長年芸能界で生きてきた柴咲さんが演じるという点で、作品自体にもリアリティが増す
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若手女優・川口春奈さんとの初共演により、世代を超えた演技の化学反応が見られる
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「柴咲コウが帰ってきた」と感じさせる存在感で、再びドラマ界に旋風を巻き起こす可能性
こうした要素が重なり、『スキャンダルイブ』は2025年秋ドラマの中でも最注目の作品となっています。
まとめ
柴咲コウさんが5年ぶりに主演を務めるドラマ『スキャンダルイブ』は、芸能界の裏側を描いた緊迫のサスペンス。
前回の主演作『35歳の少女』とはまったく異なる方向性であり、女優としての新たな挑戦となります。
プロフィールやこれまでの経歴を振り返っても、彼女が常に幅広い活動を通じて存在感を示してきたことがわかります。
40代を迎えてなお進化を続ける柴咲コウさんが、再びドラマ界でどのような演技を見せてくれるのか、今から大きな期待が寄せられています。
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