2025年12月16日、昨年のパリ五輪女子マラソンで入賞を果たした鈴木優花(26)選手が、第一生命グループから「クラフティア」へ移籍したことが発表されました。
今回の移籍には、環境の変化だけでなく、プライベートでの嬉しい報告も含まれており、陸上ファンから大きな注目を集めています。
■ 「赤崎優花」へ改姓。パリ五輪代表同士の最強夫婦が誕生!
今回の移籍に伴い、鈴木選手は男子マラソンパリ五輪代表の赤崎暁(あかさき・あきら)選手と結婚したことを公表。今後は「赤崎」姓で活動することを明かしました。
五輪代表同士という「最強のマラソン夫婦」が、同じ所属先で切磋琢磨する異例の形となります。クラフティアを通じ、彼女は「ここまでの経験、大きな変化を糧に次の目標に向けて頑張ります」と力強いコメントを寄せています。
■ 移籍先の「クラフティア」とはどんなチーム?
多くの方が気になるのが、移籍先である「クラフティア(Craftia)」というチームです。
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チームの背景: クラフティアは、次世代のトップアスリートを支援し、従来の枠にとらわれない柔軟な競技環境を提供する新進気鋭のチームです。
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夫・赤崎暁選手の所属: 夫である赤崎暁選手が既に所属しており、夫婦で同じ練習拠点、同じサポート体制を受けられることが、今回の移籍の大きな決め手になったと考えられます。
実業団の枠を超え、個人としてのパフォーマンスを最大化させるための選択といえるでしょう。
■ 鈴木(赤崎)優花選手のプロフィールと今後の期待
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生年月日: 1999年9月14日(26歳)
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出身地: 秋田県
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主な実績: 2023年 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)優勝
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2024年 パリ五輪女子マラソン 6位入賞(日本勢最高位)
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学生時代から「駅伝女王」として鳴らし、パリ五輪では粘り強い走りで世界を驚かせた彼女。26歳というマラソン選手として脂が乗る時期に、信頼できるパートナーと同じ環境を選んだことは、4年後のロサンゼルス五輪に向けた大きな布石となりそうです。
■ まとめ:夫婦二人三脚で挑む「第2章」
第一生命という名門から、よりパーソナルな環境であるクラフティアへの移籍。そして「赤崎優花」としての新たなスタート。
日本の女子マラソン界を牽引する彼女が、家庭という支えを得てどのように進化していくのか。夫婦で同じユニフォームを着て世界の舞台に立つ日が今から待ち遠しいですね。

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