こんにちは!
今回は、1100年以上の歴史を持つ、「京都祇園祭」について紹介していきます。
期間は7/1(月)~7/31(水)で、7/17(水)に前祭(さきまつり)が、7/24(水)に後祭(あとまつり)が開かれます。
祇園は祭り期間じゃなくても風情が良いんだよね
そうね
期間中、運が良ければ通りで舞妓さんを見ることができるわ
僕は高級料亭で座敷遊びの一択!!
いやいや、祭り期間中はそれどころじゃないよ!
祇園祭とは?
祇園祭とは、毎年7/1~31に開催される八坂神社の例大祭です。
およそ1100年前に、疫病退散の願いを込めて66本の矛(当時の日本の国の数)を立てて悪霊を封じ込む御霊会を行ったことが始まりとされています。
祭は1ヵ月開催ですが、メインは7/17と7/24に行われる、八坂神社の神輿渡御と34基の山鉾巡行です。
「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ世界文化遺産、日本三大曳山(京都祇園祭、秩父夜祭、高山祭)、日本三大祭(京都祇園祭、天神祭、神田祭)に登録されており、国内だけでなく海外からの観光客でもにぎわいます。
見どころ
祇園祭の見どころについて紹介します。
神輿渡御
引用:YouTube
神輿渡御(みこしとぎょ)とは、山鉾巡行当日の夕方に、八坂神社の御祭神を乗せた3基のお神輿が町を巡り、清める行事です。
約2トンあるお神輿を担ぎ、「ホイットホイット」と声を合わせて巡る姿には圧倒されます。
祇園祭といえば山鉾に注目しがちですが、こちらの行事も迫力は劣りません。
山鉾巡行
引用:YouTube
祇園際の一番の見どころは、コンコンチキチン、コンチキチンの祇園囃子とともに、山や鉾が通りを巡る「山鉾巡行(やまぼこじゅんぎょう)」です。
前祭(7/17)は四条烏丸から出発し、後祭(7/24)は烏丸御池から出発します。
山や鉾は、美しい刺しゅうや舶来の織物などに装飾され、その美しさは豪華絢爛、「動く美術館」とも呼ばれるほどです。
観覧にはには全席指定の有料観覧席があります。
料金表 | 前祭 山鉾巡行 | 後祭 山鉾巡行【市役所エリア】 | 【烏丸御池エリア】 |
一般席(最前列) | 5,100円 | 5,100円 | 5,100円 |
一般席(2列目以降) | 4,100円 | 4,100円 | 4,100円 |
まなび席(最前列) | 10,000円 | なし | 10,000円 |
まなび席(2列目以降) | 9,000円 | なし | 9,000円 |
くじ改め
引用:YouTube
「くじ改め」とは、山鉾巡行の行事のひとつで、奉行により、山鉾巡行の順番がくじ取り式で決まった順番であるか確認される行事です。
この奉行とは京都市長が務め、山鉾巡行の順番を決めるくじ引き(7月初旬に市役所で開催)にも立ち会います。
辻廻し
引用:YouTube
辻廻しとは、10トン以上ある山鉾を90度回転させる技です。
車輪は右左折できないので、割竹の上に水をかけ、その上を滑りながら方向を変えていきます。
辻廻しの場所は、前祭では四条河原町、河原町御池、新町御池の3カ所となっています。
場所取りが激しいので、どうしても見たいという方は食料、水分(当日は暑い)に余裕をもってスタンバイしておきましょう!
宵山
引用:YouTube
山鉾巡行の3~1日前に行われる「宵山」は、各鉾町で飾った山鉾を披露する前夜祭です。
前祭は7/14~16、後祭は7/21~23に行われ、7/15~16には烏丸・四条通りが歩行者天国になり、露店も出店されます。
夕暮れ時に提灯で彩られた山鉾は何とも幻想的です。
開催概要
ここからは、祇園祭の詳細について紹介します。
日時
2024年7/1(日)~31(月)
前祭:7/17(水)
後祭:7/24(水)
詳しい日程は公式サイトから
場所
京都府京都市内(四条通、河原通、御池通)
お問い合わせ
公式サイト:京都観光Navi
アクセス方法
アクセス方法をご紹介します。
市内各所を通行止めにして行われるので、公共交通機関でのアクセスをおすすめします。
阪急電鉄:烏丸駅、河原町駅
京阪電鉄:祇園四条駅
さいごに
日本が誇る夏の祭り「京都祇園祭」について紹介しました。
ただでさえ観光客の多い京都での祭りなので、人混みや熱中症に十分注意して楽しんでくださいね。