女子ゴルフ界を騒がせた「トリプルボギー不倫」問題。
2025年春、男子キャディーが複数の女子プロゴルファーと不倫関係を持っていたことが明らかになり、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は異例の処分を下しました。
本記事では、事件の経緯や処分内容、そして選手たちへの影響を詳しく整理していきます。
■ 問題の発端:文春のスクープ
2025年3月、「週刊文春電子版」が衝撃的な報道を行いました。
記事によると、男子キャディーの栗永遼氏が、既婚者でありながら女子プロ3名と不倫関係にあったというものです。
「トリプルボギー不倫」と名付けられたこのスキャンダルは、SNSやゴルフファンの間で大きな話題となりました。
https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/jlpga/post/2c1nl-jag5/
キャディーを務める栗永遼 氏
引用:ALBA Net
■ 関与した選手は誰か
報道とJLPGAの調査で名前が挙がったのは以下の3人です。
川崎春花選手(ツアー優勝経験あり、若手有望株)
https://www.lpga.or.jp/members/info/1006047
引用:日本女子プロゴルフ協会
阿部未悠選手(ツアー出場経験多数)
https://www.lpga.or.jp/members/info/1006047
引用:日本女子プロゴルフ協会
小林夢果選手(成長株の新人)
https://www.lpga.or.jp/members/info/1006047
引用:日本女子プロゴルフ協会
いずれも20代の若手選手で、将来を嘱望されていた存在だけに、ゴルフ界全体への衝撃は大きなものでした。
■ JLPGAの処分内容
JLPGAは倫理規定違反を重く見て、以下の処分を発表しました。
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栗永遼キャディー
→ 国内試合・イベント会場への9年間立ち入り禁止 -
女子プロ3名(川崎・阿部・小林)
→ 厳重注意および新人セミナー受講義務
特に、キャディーに対する「9年間の出入り禁止」は前例がないほど重い処分で、協会が再発防止の強い姿勢を示したことが分かります。
■ 本人の謝罪と反応
栗永氏はInstagramに謝罪文を投稿。
「未熟さと軽率さを深く反省している」「プロ意識を持ち、信頼を取り戻したい」と記しました。
一方で、選手たちは表立ったコメントを控えており、ファンやスポンサーからは「若手の将来が心配」「協会の教育体制に問題があるのでは」といった声が相次いでいます。
■ ゴルフ界への影響
このスキャンダルは、ゴルフ界のイメージダウンを招きました。
女子ゴルフはここ数年、若手人気の高まりで注目度が急上昇していただけに、スポンサーやファンからの信頼回復が急務となっています。
また、今回の件を受け、JLPGAは「倫理教育プログラム」の強化を発表。
新人選手に対してはゴルフ技術だけでなく、社会人としての自覚や行動規範を重視する方針を打ち出しました。
■ まとめ
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男子キャディーが女子プロ3人と不倫 → 文春がスクープ
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JLPGAはキャディーに「9年出禁」、女子プロ3名に「厳重注意」処分
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栗永氏はSNSで謝罪
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女子ゴルフ界の信頼回復が課題に
この「トリプルボギー不倫」は、単なるスキャンダルではなく、ゴルフ界全体の在り方を問い直す事件となりました。
今後、若手選手たちがどのように信頼を取り戻し、競技に集中していけるのかが注目されます。
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