12月14日、札幌市の人気ラーメン店「らぁめん銀波露（ぎんぱろう）札幌手稲店」がX（旧Twitter）に投稿した内容が、2000万件以上のインプレッションを記録する大騒動となっています。
全国放送のテレビ番組から「デカ盛り」の撮影依頼を受け、8kgもの食材を用意していたにもかかわらず、「連絡なしのドタキャン」をされたというもの。一体、どこの番組がこのような事態を引き起こしたのでしょうか。
■ 「どこの番組？」店側が頑なに公表しない理由
投稿直後から、コメント欄には「テレビ局を公表すべき」「あまりに失礼だ」という声が殺到しました。しかし、お店側は翌15日に以下のようにポストしています。
「テレビ局、番組名を聞かれておりますがこちら側が不利になるのを考えて全国テレビと表記しています！今後も名前は書く事はないのでご了承ください」
店側としては、番組名を明かすことで発生する「誹謗中傷の加担」や「業界内での不利益」を冷静に判断し、あくまで目的は「食材をロスにしないこと」に一点集中させた形です。この“大人の対応”が、さらなる共感を生む結果となりました。
■ ネットで浮上する「番組特定」への推測
店側が明言を避ける一方で、ネット上では「全国放送」「デカ盛り」というキーワードから、いくつかの番組名が推測として挙がっています。
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「デカ盛りハンター」シリーズ（テレビ東京系）
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「有吉ゼミ」のデカ盛りチャレンジ（日本テレビ系）
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「ウワサのお客さま」（フジテレビ系）
特に「2〜8kgのラーメン」という具体的なオーダーは、大食いタレントが出演するバラエティ番組特有の形式です。しかし、いずれの番組も現時点で公式な見解は出しておらず、あくまで推測の域を出ていません。
■ 「店主がHIKAKIN似」でも話題の銀波露、行列で救われる
この騒動で注目を集めた「らぁめん銀波露」札幌手稲店は、店主が人気YouTuberのHIKAKINさんに激似であることでも知られる有名店です。
店主の「捨てるのは嫌」という切実な訴えに心を打たれた人々が、翌15日にはオープン前から大行列。用意されていた大量の食材は無事に完売し、フードロスは回避されました。
■ まとめ：テレビ業界の傲慢な姿勢に批判の嵐
今回の件は、お店側の誠実な対応によって「大行列での完売」というハッピーエンドを迎えましたが、テレビ局側の「連絡一本入れない」という不誠実な対応への批判は収まりそうにありません。
SNSの力が強まった現代において、制作現場のずさんな管理体制はすぐに露呈します。番組名こそ伏せられたものの、当該番組のスタッフや局関係者は、今まさに猛省を迫られているといえるでしょう。
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