皆さん、今年も節分の季節がやってきました。
節分といえば、鬼退治や豆まきなど思い浮かびますが、今回は「恵方巻」を紹介したいと思います!
節分の由来
「節分」とは、立春の前日のことを表す単語で、鬼を追い払って新年を迎える行事です。
季節を分ける、という意味で節分と呼ばれています。
二十四節気では立春が新年とされているので、節分は大晦日となります。
鬼を追い払うという行為は、一般的には「鬼は外、福は内」という掛け声で豆をまくことや、年の数だけ豆を食べて厄除けをすることが知られています。
他にも、柊鰯(ひいらぎいわし)を邪気払いとして玄関先に飾ったり、縁起の良い方角(恵方)を向いて食べる恵方巻、などの慣習があります。
恵方巻とは?
恵方巻とは、節分に食べる巻寿司のことです。
その年の縁起の良い方角(恵方)を向いて、願い事を思い浮かべながら無言で食べますが、地域によっては目をつぶって食べたり、笑いながら食べたりするところがあるようです。
具材は七福神にちなんで7種類のものを使うとされており、その7つとは「かんぴょう、キュウリ、伊達巻、ウナギ、さくらでんぶ、シイタケ煮」が主です。
今は色々な具材が入っているものが出ているので、気になったものを食べることができます。
発祥は江戸時代の大阪で、海苔業者が売り上げ促進を図るために始めたといわれています。
2024年の日付や方角は?
2024年は2月3日(木)、方角は「東北東やや東」です。
2020年までは37年間変わらず2月3日だったのですが、2021年は2月2日となりました。
2022年からは再び2月3日に戻りました。
この日決めは国立天文台が行っており、「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春と定めているので、節分はその前日になるようです。
食べ方のルール
恵方巻には食べ方のルールがあります。
食べる時は参考にしてみてください。
①1本丸ごと食べる
1本丸ごと食べる理由は、幸福を一気にいただくという意味で、一気に食べなければ運を逃してしまう、縁が切れるといわれています。
②無言で食べる
無言で食べなければいけない理由は、口から福が逃げないように、という意味があります。
②恵方を向いて食べる
恵方には、1年の金運や福をつかさどる歳徳神(としとくじん)という神様がいる方角なので、とても縁起が良いのです。
変わり種!こんな恵方巻もある
昔から続く節分と恵方巻の文化ですが、今風にアレンジされた恵方巻があることをご存じでしょうか?
ちょっと変わった恵方巻を紹介します。
同じ形ならOK ? 恵方巻ロール
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一見恵方巻に見えますが、実は寿司ではなくケーキになっています。
これは「恵方巻ロール」と呼ばれており、じわじわと人気が出てきています。
コンビニやスーパーでも売られているので気軽に購入することができます。
甘いものが好きな人にはたまりませんね。
海苔じゃなくてトルティーヤで巻く「トルティーヤ恵方巻」
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まるでタコスのような見た目ですが、作った人が恵方巻と言えば、誰が何と言おうとそれは恵方巻なのです!
ホットソースで辛く味付けをしてもおいしそうですね。
おいしく恵方巻を食べよう
いかがでしたか?恵方巻について紹介していきました。
みなさんが恵方巻を無言で食べきって、願い事が叶うことを祈っています。
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