本日2025年6月25日、東京都・
先月末に起きたフジテレビ子会社社員のオンライン・
■ 会場は“異例の大規模” 緊張感と物々しさ
通常はホール規模で行われる同社総会ですが、
■ 3つの“火種”が噴出した舞台裏
総会が荒れた背景には、以下の深刻な論点がありました。
- 経営陣刷新を巡る激論:外部株主の米ファンド「ダルトン・
インベストメンツ」 が提案した社外取締役12名の候補が拒否され、 両者は真っ向対決に。 新経営陣をめぐり株主側と経営側の緊張が高まりました 。2. 2025年3月期の大赤字: 本業で約201億円の最終赤字に転落。 広報陣営からは再建案も示されましたが、不信・ 不満の声が株主席から次々と飛び出ました 。3. ガバナンスとコンプライアンスへの疑念: 子会社社員の賭博や中居氏問題などを受け、対応の遅れや“ 責任の所在”を巡る不透明感が株主から厳しく指摘されました 。
■ 生々しい質疑応答の様相
- 「なぜ社外取締役案を却下したのか」という質問に、経営側は「
独自の人選の枠組みに従って判断した」と説明しましたが、 株主側からは「ブラックボックス化では?」との声も上がりました 。 - コンプライアンス強化策については、
既に清水社長らによる処分や第三者委員会設置が行われています。 ただ、株主からは「ぶち上げだけでなく実行を見せてほしい」 と現状進捗への不満も散見されました 。
■ 緊迫ムードの演出 個性派株主の介入も
「ホリエモン」
また、ダルトンと関連する有力株主・村上世彰氏(
■ 今後の焦点:どこまで実行されるか
本総会では経営側提案が多数可決されましたが、
- 社外取締役候補案に対し、ファンドが再度提案活動を続けるか。
- 第三者委員会の報告とその後のガバナンス強化について、
社内外にどう見える改革が進められるか。 - 不祥事関連で離れていたスポンサーCMをいかに取り戻すか 。
■ 編集後記:総会は“通過点”だが緊迫の舞台に
今日の株主総会は、単なる議決ではなく、“経営陣の信認”と“
いわば「通過点ではあるが、非常に厳しい試験を迎えた瞬間」――
フジ・メディアHDが今後、信頼をどう回復し、
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