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【りくりゅう】全日本フィギュア棄権!三浦璃来が左肩脱臼も五輪代表入りは確実

フィギュアスケートのペアで日本を代表する「りくりゅう」こと三浦璃来選手・木原龍一選手組が、全日本フィギュアスケート選手権のフリーを棄権しました。
日本スケート連盟は2025年12月21日、三浦選手が左肩を負傷したため、同日行われるフリーを欠場すると発表しました。



■ ショート直前の練習でアクシデント

三浦・木原組は20日に行われたショートプログラム(SP)で首位に立っていましたが、SP直前の公式練習中に三浦選手が左肩を脱臼するアクシデントに見舞われていたことが明らかになりました。
それでもSPでは演技をやり遂げましたが、負傷の影響を考慮し、無理を避ける判断が下されました。

演技後、三浦選手が左肩を気にする様子も見られ、会場では心配の声が広がっていました。

■ 全日本は五輪代表の最終選考会

今大会の全日本選手権は、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表最終選考会を兼ねる重要な大会です。
ペアの代表枠は2組とされており、結果次第では代表選考に大きな影響を与える舞台でした。

しかし「りくりゅう」ペアについては、

という圧倒的な実績があり、今回フリーを棄権しても五輪代表入りは確実と見られています。

■ 日本ペア界を支える絶対的存在

三浦璃来選手と木原龍一選手は、日本フィギュア界では数少ない世界トップレベルのペアとして知られています。
息の合ったリフトや表現力の高さ、安定感のある演技で、国際大会でも常に表彰台を争ってきました。

特に近年は「日本のペアで五輪メダルが狙える存在」として注目されており、今回の負傷についても「本番までにしっかり治してほしい」「無理はしないでほしい」という声が多く上がっています。

■ 代表発表は21日夜

日本スケート連盟は、ペアの五輪代表2組を21日夜に正式発表する予定です。
三浦選手の負傷状況や回復時期が今後の焦点となりますが、現時点では重症化を避けるための判断とみられています。

大舞台を前にした予期せぬアクシデント――。
それでも世界王者としての評価は揺るがず、「りくりゅう」ペアはミラノ・コルティナ五輪に向けて、改めて万全の状態づくりを進めることになりそうです。

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