千葉県習志野市で、車のトラブルをきっかけに口論となり、相手の頭をブロック塀に打ち付けるなどしたとして、70歳の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。被害にあった60代男性は頭にけがを負いましたが、命に別条はないと報告されています。
千葉県警習志野署によると、逮捕されたのは船橋市在住の自称会社員、林高弘容疑者（70）です。逮捕容疑は、11月29日午前10時5分ごろ、市道で会社員男性を押し倒し、足蹴りを加えたうえで頭をレンガブロック塀に打ち付け、殺害しようとした疑いです。
現場は住宅街で、事件は車同士のトラブルが発端となった口論から発生したとみられています。目撃者の通報により男は現場から逃走しましたが、同日中に自首しました。林容疑者は「大体合っています」と供述し、容疑を認めているといいます。
被害者の男性は病院に搬送されましたが、意識もあり、命に別条はない状況です。習志野署は事件の詳しい経緯や、当日の状況について調査を進めています。