世界中で昔から愛されているベストセラーの絵本「ピーターラビット」を原作とする実写版映画の2作目が6/25に公開されるのを記念して、
1作目が今夜25日の金曜ロードショー(日本テレビ系、21:00~22:54 本編ノーカット)で地上波初放送されることになりました。
また、映画2作目の冒頭映像が約7分間流れるということです!
絵本で知られているピーターラビットの実写版とは?詳しく解説していきます!
ピーターラビットとは
ピーターラビットは、ビアトリクス・ポター作絵、いしいももこ日本語訳(福音館書店)の絵本「ピーターラビットのおはなし」から生まれました。
ピーターラビットは、青のジャケットがトレードマークの子ウサギで、いたずら好き・怖いもの知らずな男の子です。
この絵本はピーターラビットだけでなく、ピーターのいとこの「ベンジャミン・バニー」や、ピーターの妹「フロプシー」らにスポットを当てたシリーズ作品で、全部で24作品あります。
絵本でタイトルは変わりますが、一般では総称して「ピーターラビット」と呼んでいます。
1902年に出版された本作で登場し、100年以上経った今
累計発行部数がなんと2億5000万冊の大ベストセラーとなっています。
まさかの実写化
絵本がまさかハリウッドで実写映画化されるとは、作者も思っていなかったでしょう。
漫画やアニメを実写化するのが難しいように、絵本から実写化したこの映画も評価が分かれました。
現実の映像にピーターを登場させたのは、若い観衆に評判が良いとされていましたが、
原作のイメージを大事にする人からすれば、作者への冒涜だという意見もありました。
確かに映画のシーンでは、ウサギに向かってダイナマイトを投げたり、ブラックベリーがアレルギーの人にブラックベリーをぶつけるなど、攻撃的なシーンがあります。
しかし、いざ公開してみれば好評だったようです。
日本では2018年5月に公開され、その週末には「名探偵コナン ゼロの執行人」に次いで2位の興行成績をあげました。
最終的には日本の興行収入は11.2億円を記録し、高評価だったことがわかります。
これなら2作目ができたのもうなずけますね。
声優を紹介
ピーターラビットはハリウッドで製作された映画なので、吹き替えを担当した声優を紹介していきます。
ピーターラビット役:千葉雄大
俳優をメインに、最近はバラエティ番組などでも大活躍の千葉さんが主人公ピーターの声を務めています。
主な出演作に、「家売るオンナ」、「おっさんずラブ-in the sky-」、「映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』」、「『帝一の國』」などがあります。
トーマス・マグレガー役:浅沼晋太郎
トーマス・マグレガーは庭で野菜を作っている人です。
いつも怒っていることから、ピーターは彼を「邪悪な男」と呼びます。
またピーターの父親はマグレガーによってウサギパイにされてしまいました。
浅沼さんの主な出演作は「みなみけ」のタケル役、「遊☆戯☆王5D’s」のクロウ・ホーガン役、「ダイヤのA」の倉持洋一役、など、主要な役を演じています。
また海外作品の吹き替えも多く担当しています。
ビア役:渋谷はるか
ビアはピーターにとって心優しい母親のような存在です。
画家を目指していますが、才能は全くと言っていいほどありません。
しかし、ピーターたちウサギを描いた絵はとても美しいのです。
渋谷さんの主な出演作は、「美女と野獣」のベル役、ロンゲスト・ライドのソフィア・ダンコ役、ワイルドカードのホリー役など、吹き替えの作品を多く担当しています。
まとめ
いかがでしたか?ピーターラビットは100年以上も前の絵本が原作だということがわかりました。
25日の夜は金曜ロードショーで「ピーターラビット」の実写版が地上波初放送されます。
また、映画2作目「ピーターラビット2 / バーナバスの誘惑」も本日公開されました。
2作目の映画の予習を兼ねて、家族で見てみてはいかがでしょうか?