サイトアイコン 親のこと、どうする?

親が家事代行を嫌がる!「他人を家に入れたくない」と言われたらどうする?

実家の掃除や洗濯を手伝うために帰省するたび、休日があっという間に終わってしまう。仕事や自分の家庭もあるのに、親の家事まで全部引き受けるのは正直しんどい。

そこで家事代行を提案してみたものの、親から返ってきたのは「他人を家に入れるなんて嫌だ」という言葉。

これでは、せっかく解決策を見つけても話が進みませんよね。

ただ、親が家事代行を嫌がるからといって、すぐに諦める必要はありません。嫌がる理由を確かめ、頼み方を少し変えるだけで、話し合いやすくなることがあります。

大切なのは、親に無理やりサービスを使わせることではなく、家族だけで家事を抱え込まない選択肢を増やしておくことです。

この記事では、親が家事代行を嫌がる理由や、反発されにくい伝え方、利用を検討するときに確認したいサービスについて紹介します。

親が家事代行を嫌がるのはなぜ?

家族から見ると、家事代行は負担を減らすための便利な方法です。しかし、親にとっては必ずしもそうとは限りません。

「自分の家のことは自分でやるもの」「知らない人に家の中を見られたくない」と考える人もいます。

まずは、親が何を嫌がっているのかを考えてみましょう。

他人に家の中を見られるのが恥ずかしい

家事代行を嫌がる理由のひとつが、家の中を他人に見られることへの抵抗感です。

散らかった部屋や汚れた水回りを見られるのが恥ずかしい。そんな気持ちがあると、掃除を頼むこと自体が嫌になってしまうかもしれません。

この場合、「家が汚いから頼もう」と伝えるのは逆効果です。

「自分も忙しくて掃除まで手が回らないから、一緒に楽な方法を考えたい」と、家族側の事情も交えて話すほうが、受け入れてもらいやすくなる可能性があります。

知らない人を家に入れるのが不安

家の中に知らない人が入ることに、不安を感じる親もいます。

物を勝手に触られないか、貴重品は大丈夫か、どんな人が来るのか。こうした心配は、無理に打ち消す必要はありません。

まずは、どんなサービスなのか、どのような仕組みでスタッフが訪問するのかを一緒に確認してみましょう。

家事代行サービスによって、スタッフの選考や研修、本人確認、トラブル時の対応などは異なります。具体的な内容を確認できれば、漠然とした不安を整理しやすくなります。

お金を払って家事を頼むことに抵抗がある

「掃除くらい自分でできる」「お金がもったいない」と考える親もいるでしょう。

特に、長年家事を自分でこなしてきた人にとって、誰かに頼むことは簡単ではありません。

この場合、いきなり定期的な利用を提案する必要はありません。

家事のすべてを任せるのではなく、負担が大きい場所だけを手伝ってもらう方法もあります。家族が無理をしないために、どんな選択肢があるのかを知るところから始めてみましょう。

「家事代行を使って」と説得する前にできること

親が嫌がっているとき、正論で説得しようとすると、かえって話がこじれることがあります。

「自分だって忙しいんだから」「いつまでも手伝えないよ」と言いたくなる気持ちも分かります。ただ、最初から利用を迫るのではなく、まずは何が一番大変なのかを聞いてみてください。

たとえば、次のような伝え方です。

「掃除と洗濯、どっちが大変になってきた?」

「お風呂掃除だけでも誰かに頼めたら、少し楽にならないかな?」

「すぐに頼むと決めなくていいから、どんなサービスがあるかだけ一緒に見てみない?」

ポイントは、親の生活をすべて変えようとしないことです。

掃除は自分で続けたいけれど、お風呂掃除だけはつらい。料理はできるけれど、買い物が負担になってきた。そうした部分的な困りごとから考えると、話し合いやすくなります。

もちろん、親が明確に拒否している場合は、無理に話を進めないことも大切です。本人の意思を尊重しながら、家族が続けられる支援方法も並行して考えていきましょう。

家事代行を頼むなら、まずは選択肢を知っておく

家事代行と聞くと、毎週スタッフに来てもらい、家中の家事を任せるイメージがあるかもしれません。

しかし、サービスによっては、必要なときだけ利用するスポットプランや、掃除・料理などの作業を選べる仕組みがあります。

たとえば、普段の掃除は親自身が続け、負担の大きい水回りだけを手伝ってもらう。家族が帰省する前に、掃除を頼めるか調べておく。そんな使い方を検討することもできます。

ただし、対応エリアや依頼できる作業、利用時間、料金はサービスごとに異なります。高齢の親の家で利用したい場合は、親の住所がサービス提供エリアに含まれているかも確認が必要です。

そして、サービスを調べることと、実際に利用を決めることは別です。親がまだ迷っている段階なら、情報を集めて比較するところから始めても構いません。

CaSyという選択肢を知っておく

家事代行サービスのひとつに、CaSy(カジー)があります。

CaSyでは、住宅内の掃除や料理の代行を提供しており、定期利用のほか、必要なときだけ依頼するスポット利用も選べます。掃除や料理をどこまで頼めるか、親の住む地域が対象かなどは、公式サイトで確認できます。

料金も、利用頻度や作業内容によって異なります。

2026年11月30日までの掃除代行のスポット料金は、1時間あたり3,490円(税込)で、交通費は1回880円です。12月1日からはスポット料金が1時間あたり3,650円(税込)に改定される予定です。料金は変更されることがあるため、利用前には最新情報を確認してください。

ここで大切なのは、今すぐ予約することではありません。

「家事代行を頼むと、どんなことができるのか」「料金はどれくらいかかるのか」「親の家でも利用できるのか」を知っておくだけでも、次に話し合うときの材料になります。

まずは無料会員登録をして、利用できるサービスや料金を確認してみる方法もあります。 登録したからといって、すぐに家事代行を予約する必要はありません。親が利用を迷っている段階でも、家族が先に情報を確認しておくと、具体的な話をしやすくなります。

親がまだ納得していなくても、準備はできる

家事代行を勧めても、親がすぐに受け入れてくれるとは限りません。

だからといって、家族が何も準備できないわけではありません。

まずは、どの家事が負担になっているのかを整理してみましょう。掃除、洗濯、料理、買い物など、家事を細かく分けると、本人が続けられることと、誰かに頼ったほうがよいことが見えてきます。

次に、利用できるサービスや料金を確認します。親の住む地域が対応エリアか、希望する作業を頼めるか、最低利用時間はどれくらいか。こうした点を先に調べておけば、親が興味を持ったときにも慌てずに済みます。

家事代行を利用するかどうかは、親と相談しながら決めれば大丈夫です。まずは選択肢を知っておくことで、「家族が全部やる」以外の方法を持てるようになります。

家族が無理をし続けることが正解とは限らない

親の家事を手伝うことは大切です。ただ、帰省するたびに掃除や洗濯に追われ、自分の生活まで苦しくなってしまうなら、やり方を見直す時期かもしれません。

親が家事代行を嫌がるときは、無理に説得するのではなく、嫌がる理由を聞き、できるだけ小さな困りごとから考えてみましょう。

そのうえで、自治体の支援や地域包括支援センターへの相談、家事代行サービスなど、複数の選択肢を知っておくことが大切です。

CaSyのようなサービスも、利用を決める前に無料会員登録をして内容を確認するところから検討できます。

親の生活を支えることと、家族がすべての家事を背負うことは同じではありません。親の気持ちを尊重しながら、家族も無理なく続けられる方法を少しずつ探していきましょう。

モバイルバージョンを終了