概要説明
本日、吉本興業は、活動を休止しているお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志（まつもと ひとし）さんが、11月1日夜から始まる独自の有料動画配信サービスで芸能活動を再開することを正式に発表しました。サービス名は「DOWNTOWN＋（ダウンタウンプラス）」で、松本さんは約1年10カ月ぶりの復帰となります。
本記事では、吉本興業が発表した新サービス「DOWNTOWN＋」の具体的なサービス内容、料金、そして松本さんが復帰に際して選んだコンテンツ戦略について詳細に解説します。
1. 独自配信サービス「DOWNTOWN＋」の全貌
吉本興業は、ダウンタウンのコンテンツを配信するため、既存のプラットフォームではない独自の有料配信サービスを立ち上げました。
- サービス名と開始日:
- 名称: DOWNTOWN＋（ダウンタウンプラス）
- 配信開始日: 11月1日（土）夜
- 申し込み開始日: 10月24日（金）
- 料金体系:
- 月額料金: 1,100円（税込み）
- 年額料金: 11,000円（税込み、定額制）
- 視聴方法: スマートフォンアプリ、テレビアプリ、パソコン（ブラウザ）で視聴が可能とされています。
2. 松本人志氏の復帰を飾るコンテンツ戦略
「DOWNTOWN＋」のコンテンツは、「ダウンタウン」「松本人志」「浜田雅功」の3つのカテゴリーに分かれていますが、サービス開始時にまず注目されるのは松本さん関連のコンテンツです。
ここでは、松本さんの復帰を飾る主なコンテンツを紹介します。
- 新コンテンツで復帰: 配信のスタートは、松本さんがプロデュース・出演する新しいコンテンツが中心となります。具体的には、芸人が参加する大喜利番組や、ゲストとのトーク番組など、多彩な企画が準備されていることが示唆されています。
- アーカイブ作品の配信: 松本さんの新コンテンツに加え、各カテゴリーの過去のテレビ番組や映画などのアーカイブ作品も順次配信されます。長年のファンにとっては、懐かしい名作を改めて楽しむ機会となるでしょう。
3. なぜ「独自配信サービス」という異例の形を選んだのか？
松本さんが長期休止からの復帰の場として、地上波ではなく独自配信サービスを選んだことは、業界内で大きな議論を呼んでいます。
- 表現の自由度の確保: 独自のプラットフォームであれば、表現の自主規制が少なく、松本さんの持つ尖ったお笑いを制限なく追求できる環境を確保できます。
- ファンとの直接的な繋がり: 有料配信は、コアなファンからの収益を制作に直結させることができ、ファン層の熱量をダイレクトに反映したコンテンツ制作が可能になります。
松本さんの復帰は、日本のエンターテイメント業界におけるコンテンツのあり方や、配信ビジネスの構造にも大きな影響を与えることになりそうです。