M-1敗者復活戦、芸人審査員が決定!

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錦鯉・渡辺ら5組が参戦、異例の新ルールで決勝へ

漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』の敗者復活戦(12月21日放送)について、その詳細な審査ルールと、決勝進出経験者を含む豪華な芸人審査員の顔ぶれが14日、M-1グランプリ事務局より発表されました。

史上最多となる11,521組がエントリーした今年のM-1。惜しくも準決勝で敗退した精鋭21組の中から、たった一組だけが決勝の舞台へ進出できるという、最も過酷でドラマチックな敗者復活戦の全容が明らかになり、ファンの期待が一気に高まっています。



🌟 M-1を知り尽くした豪華芸人審査員

敗者復活戦の最終的な勝者を決定するのは、M-1グランプリの舞台を知り尽くした5組の芸人たちです。彼らは全員が過去のM-1で決勝に進出し、中には優勝経験を持つ者も含まれています。

審査員ラインナップ

今回、審査員として名を連ねるのは以下の5組です。(敬称略)

  1. 渡辺隆(錦鯉): M-1優勝経験者であり、ファイナリストとして酸いも甘いも経験した視点から、ベテランの味を評価するかが注目されます。

  2. ユースケ(ダイアン): 準決勝の壁を何度も経験し、独特の視点と鋭いコメントに定評があります。

  3. 野田クリスタル(マヂカルラブリー): M-1優勝者。漫才の定義を塗り替えた革新的なスタイルを持つ彼が、どの組の「新しさ」を評価するのかが大きな焦点となります。

  4. 久保田かずのぶ(とろサーモン): M-1優勝者。波乱の歴史を持つ彼が、型にはまらない漫才師に対してどのような評価を下すのか、そのコメントにも注目が集まります。

  5. 井口浩之(ウエストランド): M-1優勝者。毒舌漫才で頂点に立った彼が、敗者復活戦の切迫した状況で、どの組の「熱量」や「メッセージ性」を評価するかが期待されます。

彼らは、ただ面白い漫才を選ぶだけでなく、決勝の舞台で戦える「勢い」と「爆発力」を兼ね備えた一組を見つけ出すという、重責を担います。


🔄 異例の「三段階審査」新ルール

今年の敗者復活戦は、準決勝敗退組21組を対象とし、昨年とは異なる、より緊張感のある三段階の審査構造を採用しました。

1. ブロック分けとネタ順(公平性の担保)

準決勝の順位を基に、21組がA・B・Cの3つのブロックに公平に振り分けられます。これにより、準決勝での成績が敗者復活戦でのネタ順やブロックの偏りに影響しすぎないよう配慮されています。

2. 観客によるブロック勝者決定(現場の熱狂を重視)

各ブロックの勝者を決めるのは、会場に集まった700人の中からランダムに選ばれた200人の観客です。

  • 審査は、1組ずつネタが終わるたびに「暫定勝者」か「挑戦者」のどちらが面白かったかを投票する方式で行われます。

  • この方式は、ライブ会場の「今、最もウケている漫才師」を選び出すことを目的としており、テレビ画面を通した視聴者目線ではなく、生でネタを見た時の爆発力や熱狂を重視する意図が見えます。

3. 芸人審査員による最終決定(プロの視点で選抜)

観客投票によって選ばれた各ブロックの勝者3組が出揃った後、最終的に決勝戦に進出する一組を、上述のM-1芸人審査員5名が決定します。

観客の熱狂的な支持を得た3組の中から、プロの視点で「決勝で通用する漫才」「最も勢いがあり、他のファイナリストを脅かす存在になり得る漫才」を選抜します。このプロの選考が、敗者復活組が決勝で旋風を巻き起こすための重要なカギとなります。


🔥 敗者復活に挑む精鋭21組

準決勝で惜しくも涙を飲んだ21組は、多種多様なスタイルを持つ実力者ばかりです。

【敗者復活進出者(抜粋)】

  • ミカボ、センチネル、おおぞらモード、ネコニスズ、TCクラクション、生姜猫、ひつじねいり、豆鉄砲、大王、黒帯、カナメストーン、20世紀、例えば炎、今夜も星が綺麗、イチゴ、スタミナパン、ドーナツ・ピーナツ、ゼロカラン、カベポスター、フランツ、ミキ

特に、過去に決勝経験を持つミキや、昨年の敗者復活戦で爪痕を残したカベポスター、そして独特の漫才スタイルでファンを魅了するカナメストーンなどの動向は、多くの注目を集めています。彼らは、一度味わった悔しさをバネに、この一発逆転の舞台で最大の勝負をかけます。


🏆 決勝ファイナリスト9組の顔ぶれ

今年の決勝戦は、敗者復活組を加えて全10組で争われます。既に決定しているファイナリスト9組は以下の通りです。

  • 初進出組: 豪快キャプテン、ドンデコルテ、めぞん、たくろう

  • 経験者組: 真空ジェシカ(5年連続)、ヨネダ2000(3年ぶり)、エバース(昨年4位)、ヤーレンズ(昨年5位)、ママタルト(昨年10位)

史上最多の激戦を勝ち抜いた実力派が揃う中、敗者復活組がこの牙城を崩し、一気に頂点まで駆け上がれるかどうかが、今年のM-1の最大のハイライトとなります。

決勝戦は、敗者復活戦から約7時間ぶっ通しで生放送されます。敗者復活戦のMCは陣内智則と齊藤京子が、決勝戦のMCは14回目のコンビとなる今田耕司と上戸彩が務め、熱戦を見届けます。

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