お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」が、2025年6月24日放送のテレビ朝日系バラエティ番組『ロンドンハーツ』の生放送内で、解散を発表しました。
1993年に結成されてから31年、多くのファンに笑いを届けてきた名コンビが、まさかの“生放送中の解散”という異例のかたちで節目を迎えました。
■ 生放送での突然の「解散宣言」
解散の発表は、番組終盤の場面で突如行われました。
田村淳さん（51歳）がカメラに向かって、「2025年6月24日、23時30分をもってロンドンブーツ1号2号は解散しました」とサラリと告げたのです。
隣にいた田村亮さん（53歳）も、無言でうなずくようにそれを受け入れていました。
視聴者だけでなく、共演者にも知らされていなかったようで、スタジオ内は一瞬沈黙。
SNSでもすぐに「ロンブー解散」がトレンド入りし、大きな話題となりました。
■ ロンブーのこれまでの歩み
ロンドンブーツ1号2号は、1993年に吉本興業所属のお笑いコンビとして結成されました。
1990年代後半から2000年代にかけて、『めちゃイケ』や『ロンドンハーツ』などの人気バラエティでブレイク。
若手芸人の中でもひときわ異彩を放ち、尖った企画やコメントで常に時代の先頭を走ってきました。
田村淳さんは司会業や政治経済の発信、YouTubeでの活動など多方面にわたり活躍。
田村亮さんは2019年の闇営業問題により一時活動を休止していましたが、その後は誠実に活動を続け、地道に信頼を回復していました。
■ 解散の理由と今後の活動について
今回の生放送では、具体的な「解散理由」については詳しく語られませんでした。
ただ、お二人とも和やかな表情だったことから、「不仲」や「トラブルによる解散」ではなく、自然な形でそれぞれの道を歩む決断だったようです。
今後の活動については次の通りです。
- 田村淳さんはこれまで通り吉本興業に所属し、テレビや配信、イベントなどで活動を継続。
- 田村亮さんはフリーとしてマイペースに活動を続けるとのことです。
解散後も、それぞれがメディアに登場し続けることになりそうです。
■ SNSの反応：「驚いたけど納得」「淳らしい演出」
SNS上では、以下のようなリアクションが数多く見られました。
「ロンハー生放送中にサラッと解散するなんて、さすがロンブー」
「亮さんが黙ってうなずく姿にジーンときた…」
「31年間、本当にお疲れ様でした」
「子どもの頃から見てたから寂しい。でも応援してます」
ファンの間では「解散は寂しいけど、お二人らしい終わり方」と、好意的に受け止める声も目立ちました。
■ 「ロンドンハーツ」は継続へ
気になる『ロンドンハーツ』の今後についてですが、番組内で田村淳さんが「これからも続けていきます」と明言していました。
そのため、番組が終了するわけではなく、「ロンドンハーツ」は今後も継続される見込みです。
ただし、コンビとしての活動は終了したため、今後は亮さんの出演機会がどうなるかが注目されています。
■ 編集後記：終わり方までも“ロンブーらしい”
ロンドンブーツ1号2号は、その芸風も、活動スタイルも、テレビのあり方すら変えてきたコンビでした。そして解散の仕方までも、“ロンブーらしい”斬新なやり方でした。
解散はひとつの区切りであって、終わりではありません。これからもそれぞれのステージで輝くお二人に、引き続き注目が集まります。
31年間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
引用：毎日新聞
