人気アイドルグループ「Aぇ!group」のメンバー、草間リチャード敬太容疑者(29)が公然わいせつの疑いで逮捕されたというニュースが10月4日に報じられました。
事件の衝撃と同時に、SNS上では「もともと中性的な雰囲気だった」「彼ってゲイなの?」といった声が急増しています。
この記事では、草間リチャード敬太さんの出身国や家族のルーツ、そして“ゲイ説”の真相について、これまでの情報をもとに冷静に整理していきます。
■ 日本生まれのハーフ、草間リチャード敬太とは
草間リチャード敬太さんは1996年1月11日生まれの京都府出身。
日本人の母とアメリカ人の父を持つハーフとして生まれましたが、生まれも育ちも日本です。
国籍も日本で、アメリカに住んでいた経験はなく、本人も「心は京都人です」と話していました。
中学生のときにジャニーズ事務所(当時)に入所し、関西ジャニーズJr.として活動。
天然キャラで愛され、Aぇ!groupでは“場を明るくするムードメーカー”として知られていました。
芸人顔負けのテンションと軽妙なツッコミが人気で、テレビ番組『まいど!ジャーニィ〜』などでも個性を発揮していました。
■ 出身校と学生時代のエピソード
草間さんの出身校は、京都府立洛西高校と言われています。
高校時代は陸上部に所属し、明るく友達の多いタイプだったといいます。
芸能活動を始めたのもこの頃で、京都から大阪のレッスンに通う日々を送りながら、学業と夢を両立させていました。
友人の証言によると「人の悪口を言わない」「笑いのセンスが抜群」とのこと。
この“親しみやすさ”が、のちに彼をバラエティ番組の常連へと押し上げたとも言われています。
■ ゲイ説が浮上した理由は?
事件報道の前後から、SNS上では「草間リチャード敬太=ゲイなのでは?」という書き込みが急増しました。
その理由としては、次のような要因が挙げられます。
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ファッションが中性的で、おしゃれに敏感
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トーク番組での仕草や発言が「かわいい」と評される
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プライベートで女性との熱愛報道が一切ない
これらの印象が重なり、「もしかして…?」という噂が生まれたようです。
しかし、本人が性的指向を公表したことは一度もありません。
■ 本人発言に見る“恋愛観”
草間さんは、恋愛に関して次のような発言を残しています。
「恋愛は自由だけど、ファンを裏切るようなことはしたくない」
「仕事が一番。今は恋愛よりもグループを大事にしたい」
こうした言葉からも分かるように、彼は恋愛やプライベートをあまり語らないタイプでした。
恋愛対象が男性か女性かという以前に、「アイドルとしての自覚」を優先していたと考えられます。
■ 出身国・ルーツをたどる
草間リチャード敬太さんのルーツをさかのぼると、
父親はアメリカ出身、母親は日本人。
ただし、父とは幼少期に別居しており、家庭環境としては母子家庭に近い形で育ったとされます。
本人は英語が話せず、
「ハーフっぽいって言われるけど、英語もしゃべれへんし、海外行ったこともない」と笑って語っていたことも。
つまり、見た目は外国の血を引きながらも、生粋の“関西人”として生きてきたことがわかります。
■ 家族構成と母への深い愛情
草間さんの家族構成は、母・父・弟の4人。
前述の通り、父はアメリカ出身の一般人で、詳細は非公開です。
母は息子を強く支えた存在であり、草間さんはデビュー後も「おかんには感謝しかない」と語っていました。
ファンの間では「お母さん想いのリチャ」として知られ、彼の“優しさ”や“人懐っこさ”の原点は家庭環境にあるとみられます。
■ “ゲイ説”はデマか?それとも未公表?
結論から言えば、
草間リチャード敬太がゲイだという事実は確認されていません。
メディア報道・公式発表・本人談、いずれの面でも裏づけは存在せず、
SNS上の噂や印象論にとどまっています。
ただし、近年のアイドル業界では「性的指向を公表しない」選択をする人も多く、
草間さんもあえて沈黙を貫いた可能性はあります。
■ 芸能界で広がる“多様性”との向き合い方
今回の件をきっかけに、ネット上では「性的マイノリティへの理解が進むべき」という意見も見られます。
特にアイドルという職業は“理想像”を求められる一方で、個人としての在り方が制限されがちです。
草間さんがどのような背景を持っていようとも、
一人の人間として尊重されるべきであり、
「ハーフ」「ゲイかどうか」というレッテルよりも、
彼が築いてきた努力と実績に焦点を当てるべきだという声も上がっています。
■ まとめ:噂ではなく、理解を
草間リチャード敬太容疑者の“ゲイ説”や“出身国”にまつわる噂は、
本人が明言していない限り、真相は不明です。
ただ、彼が日本で育ち、母の支えを受けて芸能界で努力してきたことは確かです。
今回の事件が起きた今こそ、
彼の行動をただ非難するのではなく、背景や心情を理解することが求められています。
草間リチャード敬太という人物を、一瞬の報道だけで判断するのは早計です。
明るく、愛され、努力を続けてきた“関西のハーフアイドル”のこれまでの歩みを、改めて見つめ直す時期かもしれません。