川合会長は17日、自身のインスタグラムにメッセージ画像を投稿し、先週自宅に週刊文春の記者が訪れたことを明かしました。投稿の内容は、疑惑への直接的な回答というよりも、「取材のあり方」と「情報の正確性」に対する強い抗議が込められたものでした。
インスタ投稿の主なポイント
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自宅への直撃に抗議: 「チャイムを何度も鳴らされ、ストレスと実害が出ている」と、プライベート空間への侵入を激しく批判。
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翌日に自ら出向いて対応: 自宅での取材は断り、翌日に自ら文春へ出向いて4時間にわたり質問に回答した。
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「悪意ある情報」と一蹴: 記者から持ち込まれた情報について「悪意に満ちたものが多数あった」と不快感を表明。
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事実誤認があれば説明すると予告: 明日発売の記事を確認し、事実と異なる点があれば改めて説明するとしている。
SNSの反応は?「会長の毅然とした態度」vs「内容が気になる」で真っ二つ
この投稿を受け、SNS(Xやインスタのコメント欄)ではファンやネットユーザーの間で議論が紛糾しています。
1. 「自宅直撃はやりすぎ」マスコミ批判派
「家まで行くのはストーカーと変わらない。川合さんの抗議は正しい」 「奥様も困惑しているだろうし、公私の別をつけるべき。文春は節度を守れ」 「しっかり自分の言葉で先に発信した川合さんを支持する」
2. 「火のない所に煙は立たない」疑惑注視派
「400万という具体的な数字が出ているのが怖い。単なるマスコミ批判で逸らさないでほしい」 「『悪意ある情報』と言っているが、どこが事実と違うのか早く知りたい」 「バレー協会会長という公職にある以上、説明責任は自宅云々より重いはず」
3. 「バレー界への影響」を懸念するファン
「代表が頑張っている時にこんなニュースは悲しすぎる。デマであってほしい」 「もし特別背任が本当なら、今のバレー人気が一気に冷え込む。勘弁してくれ」
【独自視点】なぜ川合氏は「記事が出る前」に投稿したのか?
大手が触れないこの投稿の意図は、「情報の先制攻撃(プリエンプティブ・ストライク)」にあります。記事が出てから反論するのではなく、先に「マスコミの強引な取材」と「悪意ある情報」という印象を植え付けることで、記事の信頼性をあらかじめ削ぐ狙いがあると考えられます。
しかし、文春側は「4時間の取材」という十分な裏取りを行っていることを強調しており、明日の本誌発売をもって、川合氏のインスタでの主張とどちらに真実味があるのか、世論の審判が下されることになります。
