2025年11月18日
11月18日午後5時40分頃、大分市佐賀関の住宅密集地で大規模な火災が発生しました。「家が燃えていて、火が見える」との119番通報を受け、消防が現在も消火活動を続けています。
おおいた消防指令センターによると、火災は住宅など20棟以上に延焼しており、鎮火には至っていません(18日午後9時現在)。この大規模火災により、現場付近の住民1人と連絡が取れていないことが、大分県警大分東署への取材で判明しています。
1. 現場の状況と被害の拡大
火災が発生した佐賀関地区は、大分市中心部から東に約25キロ離れた住宅密集地です。
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発生時刻:18日午後5時40分頃
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延焼状況:住宅など20棟以上に延焼中(午後9時現在)
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不明者:少なくとも住民1人と連絡が取れず
火災発生当時、気象庁は大分県中部に強風注意報を発表しており、この強風が火の回りを速め、被害を拡大させた可能性が高いとみられています。消防は懸命な消火活動を続けていますが、住宅が密集している地域であるため、難航している模様です。
2. 住民の避難状況
大分市は、火災の発生を受けて、現場近くの公民館に避難所を開設しました。
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避難者数:100人以上の住民が公民館に身を寄せ、避難生活を送っています。
警察と消防は、これ以上の延焼を防ぐとともに、連絡の取れない住民の安否確認を急いでいます。
近隣住民は、避難所で不安な一夜を過ごすこととなりそうです。この後の火災の状況と、不明者の安否について、引き続き情報が待たれます。

