人気グループ「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のボーカル・今市隆二さん(38)が、タクシー運転手に対する暴言・暴行の容疑で書類送検され、所属事務所のLDHが彼の活動自粛を発表しました。
その衝撃の内容と、今後の芸能活動への影響を含め、徹底解説いたします。
■ 現場で何が起きたのか? 事件の経緯
報道によりますと、事件が起きたのは2025年4月5日午前5時ごろ。
東京都内で今市さんは知人男性と一緒にタクシーに乗車していましたが、その車内で運転手に対し、「殺すぞ」と発言。
さらに、アクリル板を殴る、運転手の腕を引っ張るなどの暴行行為があったとされています。
被害届の提出を受け、警視庁は7月31日付で今市さんを暴行容疑で書類送検しました。
なお、当時今市さんは酒に酔った状態だったとされており、泥酔が引き金となった可能性が指摘されています。

■ 被害者側の対応と「示談交渉中」の現状
今市さんから暴言・暴行を受けたとされるタクシー運転手側の代理人弁護士は、「今市氏とは従前の面識は一切なかった」と説明しています。
さらに、「金銭的なトラブルや請求は行っていない」とし、トラブルの本質は行為そのものへの精神的ショックにあると語っています。
現在、双方の間で示談交渉が進行中ではあるものの、まだ合意には至っていないとのことです。
また、警察はドライブレコーダーの映像を確認済みで、運転手側の対応には特段の問題はなかったとしています。
■ 所属事務所LDHの迅速な対応と公式コメント
所属事務所であるLDH JAPANは、事件報道を受けて即日コメントを発表。
公式サイト上で、今市さん本人からの謝罪文とともに、活動自粛の決定と報酬返上・自宅謹慎といった処分が明かされました。
「この度は、私の軽率な行動により、関係者やファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしました。深く反省しています。」
――今市隆二(公式サイトより)
LDHは過去にもタレントの不祥事に対して厳正な処分を行ってきており、今回も社内コンプライアンス委員会による判断のもと、スピーディーな対処が行われた形です。
■ 起訴の可能性は? 書類送検の今後の流れ
書類送検とは、「逮捕を伴わない検察への事件送致」を意味します。
今後は検察による取り調べを経て、「起訴されるか、されないか(不起訴)」の判断が下されることになります。
● 起訴となれば → 裁判の対象となる可能性
● 不起訴となれば → 法的には終了。ただし社会的信用は別問題
現在の段階では、今市さんは逮捕されておらず在宅のまま。
メディア上でも「反社会的行為としては悪質ではないが、公共空間での問題行動」として重く受け止められています。
■ 三代目JSBやLDH全体への影響は?
今回の事態は、今市さん個人の問題ではあるものの、所属グループである三代目 J SOUL BROTHERSや、EXILE TRIBE全体のイメージにも影響を与えかねません。
現時点でグループの活動休止やライブ延期等は発表されていませんが、今後の出演キャンセルやスポンサー対応など、影響は長期化する可能性があります。
SNSでもファンの声が割れており、
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「すぐに謝罪したのは評価したい」
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「反省して戻ってきてほしい」
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「飲酒が原因とはいえ、許されることではない」
といった、厳しい声と擁護の声が交錯しています。
■ 芸能界と“お酒トラブル”の繰り返し
今回の事件を受け、多くの報道では芸能人による「飲酒トラブルの連鎖」にも注目が集まっています。
近年では、
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新井浩文さんの強制性交事件(飲酒状態)
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伊藤健太郎さんのひき逃げ事件(酒席からの帰宅途中)
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鈴木達央さんの不倫・騒動(酒席トラブルから派生)
など、飲酒に起因する問題行動が後を絶たず、芸能人の「お酒との付き合い方」があらためて問われています。
■ まとめ:今市隆二さんの今後と、私たちが学ぶべきこと
今市さんはこれまで、ソロアーティストとしても活躍し、ドラマ出演やCMでも注目されてきた存在です。
しかし、人気芸能人という立場だからこそ、公共の場での振る舞いが強く問われるのも事実です。
今回の件が、彼自身の反省と再出発のきっかけとなるのか、あるいは芸能活動に重大な影響を及ぼすのか――。
事務所、ファン、社会全体がその行方を静かに見守っています。
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