日本を代表するトップYouTuber・ヒカキンさんが、運営してきた味噌ラーメン店「みそきん」の実店舗を2026年2月23日で閉店すると発表しました。
2025年8月のオープンからわずか4カ月で累計8万杯を提供し、整理券が常に争奪戦となっていた超人気店。その電撃発表はネット上でも大きな話題となっています。
この記事では、
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実店舗閉店の理由
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開業から閉店までの背景
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“日本一食べられないラーメン”と呼ばれた理由
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次の店舗オープンはどうなるのか
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そして新たに始まる「冷凍みそきん」とはどんな商品か
を詳しく紹介していきます。
■ ヒカキンとはどんな人物? なぜ“ラーメン店オーナー”になったのか
ヒカキンさんは、登録者1960万人を抱える日本最大級のYouTuberで、長年にわたりトップクリエイターとして第一線で活躍してきました。動画内では、子どもから大人まで幅広く支持され、商品開発やコラボ企画でも成功を重ねています。
特に「みそきん」は、カップ麺として発売した際に発売直後から売り切れが続出し、SNSでは“幻のラーメン”と呼ばれるほどの社会現象に。その人気を受けて、念願の実店舗版が2025年8月に東京駅内「ラーメンストリート」にオープンした経緯があります。
■ 当初から「期間限定」だった実店舗
閉店の理由は、ヒカキンさんによると「当初から決まっていた出店期間の延長ができなかったため」。
物件側との交渉も続けていたものの、延長は叶わなかったと説明しています。
つまり、
「閉店=失敗」ではなく、当初のスケジュール通り幕を閉じる形
というわけです。
■ たった4カ月で約8万杯! “日本一食べられないラーメン”とは
みそきんは整理券制で運営され、1日700枚の枠に対して最大3万〜4万件の応募が殺到した日もあったとのこと。チケット販売サーバーはアクセス過多で一時ダウンするほどで、まさに“超激戦”の店でした。
ヒカキンさんも「日本一食べられないラーメンだったのかもしれない」と語るほど、入店のハードルは非常に高かったといえます。
■ 閉店までの残り期間はどうなる? 年末年始には予約枠を拡大
2026年2月23日の閉店までは、今まで通り営業は継続されるとのこと。
特に年末年始期間については、多くの人が来店できるよう早めに予約枠を確保したとしています。
依然として「チケットが買えない」という声は多く、閉店発表によってさらに応募が加速する可能性があります。
■ 次の店舗は? →「閉店前のオープンは厳しい」と現状を説明
ヒカキンさんは、「現在の店舗が閉店する前に次の場所を用意できないか探している」と明かしましたが、現時点で閉店前のオープンは難しいとの見通しを示しました。
つまり、
“完全閉店”ではなく、“移転先がまだ見つかっていない状態”
ということになります。
ファンとしては“第2号店”の発表を待つ形になりそうです。
■ 新展開「冷凍みそきん」登場! 家でもお店の味を再現
実店舗閉店の発表と同時に、新たな取り組みとなる「冷凍みそきん」の販売開始が発表されました。
● 冷凍みそきんの特徴
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スープ
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具付き麺(もやし・チャーシュー付き)
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仕上げ用オイル
がセットになった完全再現型。
スープは湯せん、麺は電子レンジ調理という、家庭でも作りやすい方式で開発されました。
ヒカキンさんは、
「一人暮らしでコンロが一口でも作れるように構成した」
と語っており、ユーザー目線での工夫がされています。
■ 日清食品×ラーメン職人・前島司氏と徹底開発
製造はカップ麺と同じく日清食品が担当。麺の太さも0.1mm単位で試作を重ねるほどのこだわりようです。
さらに、人気ラーメン職人・前島司氏と実食比較を行いながら改良し、
「電子レンジ調理としては十分おいしいレベル」
と太鼓判を押される仕上がりに。
なお味については、実店舗よりもニンニク控えめでマイルドな方向とのこと。
■ 販売開始はすでにスタート! 最大8個まで購入可
冷凍みそきんは、みそきん公式サイトで既に販売スタート。
1回の注文で最大8個まで購入できます。
初回生産分は在庫がなくなり次第、一旦販売終了。再販は状況を見て判断される模様です。
■ ヒカキン「最後の一杯まで全力で提供します」
動画の最後でヒカキンさんは、
「最後の1杯まで、元気が出る渾身のみそきんを提供します」
とコメント。
閉店まで全力で駆け抜ける姿勢を示しました。
■ まとめ:閉店は“終わり”ではなく“次のスタート”へ
今回の閉店は、契約上の理由によるもので、みそきんプロジェクトが終了するわけではありません。むしろ、
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新店舗の検討
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冷凍みそきんの開発
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商品展開の拡大
など新たなフェーズに移行しつつあります。
“日本一食べられないラーメン”みそきんが、今後どのように進化していくのか。引き続き注目が集まりそうです。

