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【現在は】林家ペー夫妻、自宅全焼も前向き “貯金ほぼナシ”でも芸能仲間とファンの支援で再起

タレントで漫談家の 林家ペー(83) と妻・ パー子(77) 夫妻の自宅マンションが、9月19日に東京都北区赤羽で火災に見舞われたことが明らかになりました。

およそ38平方メートルの自室はほぼ全焼、階下の住居も水浸しとなり、飼っていた猫4匹は亡くなるという痛ましい事故でした。

火災の原因は古い電源コードの漏電と見られ、夫妻は火災保険にも未加入で、貯金もほとんどない厳しい状況に置かれています。



◆ 年収数千万円も散財で蓄えなし

林家ペーは過去に「テレビに頻繁に出演していた頃は、パー子と合わせて年収が数千万円の時期もあった」と明かします。

しかし、芸人仲間との付き合いや写真現像代、取材相手への差し入れなどで散財していたと振り返ります。

特に肉まんの差し入れは豪快で、1年間で 260万円 かけたこともあったとか。蓄えがほぼなくなっていたこともあり、火災による損失は大きな打撃となりました。

◆ 仲間たちの温かい支援

困難な状況の中、救いの手を差し伸べたのは、同じ初代三平一門の 林家たい平(60)

10月20日に東京・浅草の東洋館で、11月4日には大井町の品川区立総合区民会館大ホールで 「がんばれ! ぺー・パー子 有志応援団の集い」 が開催されることになりました。

浅草では 林家木久蔵(50)ヨネスケこと桂米助(77)松村邦洋(58) が、そして大井町では 林家木久扇(88)三遊亭好楽(79)柳亭市馬(63)、さらに歌手の 岩崎宏美(66) や女優の 戸田恵子(68) らが名を連ね、出演者全員が ノーギャラ で支援に回ります。

売り上げはすべて林家ペー夫妻に渡される仕組みです。

◆ 新居での再スタートと感謝

火災後、夫妻は住まいを転々としましたが、ようやく赤羽に 新居を確保

林家正蔵(62)の妻や二代目三平(54)がサポートに入り、衣装や生活用品の一部も届けられました。失ったギターや衣装も、春風亭小朝(70)がピンクのギターを送ったり、ジーンズメーカー・エドウインからピンクのジーンズが届くなど、芸能仲間や関係者の温かい支援が相次ぎました。

通りすがりの人から1万円札を手渡されるなど、ファンや一般の人々の心遣いもあり、夫妻は「人の情けに感謝、感激、雨あられです」と感慨深げに語っています。

林家ペーは「半世紀を超える芸能生活の中で、今が一番の注目度かもしれません」と前向きな姿勢を見せています。

◆ 令和時代の義理人情

今回の火災は物理的な損失だけでなく、心のダメージも大きかったものの、芸人仲間やファンの支援で夫妻は新たな生活をスタートさせることができました。

林家ペー夫妻の状況は、令和時代においても 人の情けや義理人情の温かさが生きていることを示すエピソード と言えるでしょう。

困難に直面しても笑顔を絶やさず、周囲のサポートを受けながら再起を目指す夫妻の姿は、多くの人々に勇気と感動を与えています。

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