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ハンタウイルス「アンデス株」とは?人から人へ感染するの?日本への影響も調査!

2026年5月12日、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が、ハンタウイルスの感染確認者が増えたことを明らかにし、注目が集まっています。

報道によると、クルーズ船「MVホンディウス号」で確認された感染では、これまでに9人がハンタウイルスの「アンデス株」に感染。さらに2人が感染疑いとされており、合計11症例となっています。

また、このクルーズ船には日本人乗客も含まれていたことから、

  • ハンタウイルスって何?
  • アンデス株は普通のハンタウイルスと違うの?
  • 人から人へ感染するって本当?
  • 日本に影響はある?

と不安に感じる人も多いようです。

今回は、話題となっているハンタウイルス「アンデス株」についてわかりやすく整理します。




ハンタウイルスとは?

ハンタウイルスは主にネズミなどげっ歯類が媒介するウイルスです。

感染したネズミの

  • 尿
  • 唾液

などに人が接触したり、それらが乾燥して空気中に舞い上がったものを吸い込んだりすることで感染します。

一般的には人から人へ広がることはほとんどなく、感染経路の中心は動物由来です。

そのため、これまでハンタウイルスは「人類全体に急速拡大する感染症」というイメージはあまりありませんでした。

しかし今回注目されているのは、通常とは少し事情が異なります。


アンデス株とは?

今回確認されたのは、ハンタウイルスの中でもアンデス株(Andes virus)と呼ばれるタイプです。

アンデス株は南米を中心に確認される種類として知られています。

特に特徴的なのは、

まれに人から人への感染が確認されていることです。

通常のハンタウイルスでは人から人への感染はほぼないとされていますが、アンデス株では家族間や濃厚接触者間で感染したケースが過去に報告されています。

そのため、WHOも今回かなり慎重に対応しているようです。

今回テドロス事務局長も、

現時点では大規模な流行の兆候は見られない

としつつ、

潜伏期間が長いため、今後数週間でさらなる症例が確認される可能性がある

と警戒感を示しました。

つまり、現段階でパンデミックのような状況ではないものの、経過観察が必要という段階といえそうです。


人から人へ感染するの?

ここが多くの人が気になるポイントです。

結論からいうと、

アンデス株は人から人へ感染する可能性があります。

ただし、コロナのように空気感染で爆発的に広がるタイプとは現時点で考えられていません。

過去事例では、

  • 濃厚接触
  • 近距離での長時間接触
  • 体液接触

などが感染に関係するとみられています。

つまり、日常生活ですれ違っただけで感染するようなリスクは低いと考えられます。

この点はかなり重要です。

「人から人へ感染」と聞くと不安になりますが、感染条件は比較的限定的とされています。

そのためWHOも現時点では大規模流行を否定しています。


症状は?

ハンタウイルス感染では、初期症状として

  • 発熱
  • 筋肉痛
  • 倦怠感
  • 頭痛

などインフルエンザに似た症状が出ることがあります。

その後、重症化すると

  • 呼吸困難
  • 肺水腫
  • 血圧低下

などを起こす場合があります。

アンデス株は肺症状を引き起こすタイプとして知られており、重症化リスクがあるため注意が必要です。

ただし、すべての感染者が重症化するわけではありません。


日本への影響はある?

今回の記事で日本人読者が特に気にしているのがここです。

報道では、クルーズ船「MVホンディウス号」に日本人1人を含む乗客がいたとされています。

ただし現時点で、日本人が感染したとの情報は確認されていません。

また、乗客はすでに下船対応が行われています。

そのため、現段階で日本国内への直接的影響はかなり限定的とみられます。

さらに、日本国内でアンデス株が自然発生する状況でもありません。

アンデス株は主に南米由来であり、日本国内で一般的に流行しているものではないためです。

つまり現状では、

  • 日本国内で流行開始
  • 日本で大規模感染

といった状況ではありません。

必要以上に不安視する段階ではなさそうです。


コロナのような大流行になる?

感染症ニュースでどうしても連想されるのが新型コロナです。

ですが現時点では、WHOも大規模流行の兆候なしと明言しています。

理由としては、

  • 感染経路が限定的
  • 人から人への感染効率が低い
  • 監視体制がすでに強化されている

などがあります。

そのため、現状で「第二のコロナ」と断定するような状況ではありません。

ただし潜伏期間が長いとされるため、数週間は追加症例の有無に注目が集まりそうです。


まとめ

今回注目されているハンタウイルス「アンデス株」は、通常のハンタウイルスとは異なり、まれに人から人へ感染する可能性がある種類です。

整理すると、

  • 9人がアンデス株感染確認
  • 2人が感染疑い
  • クルーズ船で集団感染疑い
  • 日本人乗客もいたが感染情報なし
  • WHOは大規模流行を否定

という状況です。

「人から人へ感染」と聞くと不安になりますが、現時点では感染条件は限定的とみられています。

日本国内への影響も今のところ限定的と考えられますが、WHOが追加症例の可能性を示しているため、今後の発表には引き続き注目が必要です。

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