福岡の商業施設で2人刺傷! HKT48スタッフら被害か?

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HKT48イベント会場隣接地で男女2人刺される、男が逃走中

2025年12月14日午後5時過ぎ、福岡市中央区地行浜2丁目にある商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」付近で、男女2人が刃物のようなもので刺されるという凶悪な傷害事件が発生しました。この施設は、みずほPayPayドーム福岡に隣接しており、週末で多くの人が集まる中で起きた事件に、現場周辺は一時騒然となりました。

福岡県警中央署によると、「傷害事件があり、けが人がいる」との119番通報を受け、警察と救急が急行しました。被害に遭ったのは、同市中央区に住む男性会社員(44)と、岡山県倉敷市に住む女性会社員(27)の2人です。男性は胸部を、女性は背中を刺されたとされていますが、いずれも病院に搬送された時点で意識はあり、命に別条はないとみられています。

刺したとみられる男は事件後、その場から逃走しており、福岡県警は現在、殺人未遂の疑いで行方を追っています。現場周辺では凶器とみられるものは発見されておらず、捜査は難航している模様です。


アイドルグループ関係者も被害、イベントは中止

事件の舞台となった「BOSS E・ZO FUKUOKA」は、人気アイドルグループ「HKT48」の専用劇場が入居する複合施設であり、事件発生当日は、同施設内で「オンライン握手会」などのイベントが予定されていました。

🗂️ 運営会社が公表した被害情報

事件後、HKT48の運営会社は速やかに公式ホームページを更新し、負傷した男性会社員(44)が同社のスタッフであることを公表しました。

また、事件発生時、施設内にいたHKT48のメンバーについては、全員が安全な場所に退避し無事であることを報告しています。この事件を受け、同日午後6時以降に予定されていたすべてのイベントは急遽中止となりました。

被害に遭った女性会社員(27)は、ドームで開催されていた別のライブに来場していたことが確認されています。事件がアイドルのイベントに関連する施設で発生し、スタッフまで被害に遭ったことから、ファンや関係者には大きな衝撃が広がっています。

🗣️ 現場の混乱とファンの声

事件発生後の現場周辺は、複数のパトカーや救急車が集結し、規制線が張られるなど、ものものしい雰囲気に包まれました。

来場していた30代の男性会社員は、警察官が5~6人で施設内のトイレに立ち入り、何かを捜索している様子を目撃したと証言しており、緊迫した捜査の一端が垣間見えます。

ライブ中止を知った北九州市から来たという30代の女性ファンは、「びっくりしている。残念です」と、事件への驚きとイベント中止への落胆を語りました。多くの人が楽しみにしていたイベントが突如として中止に追い込まれたことで、現場は混乱し、不安が広がる結果となりました。


🔎 逃走犯の特徴と警察の捜査

警察は、刺した男が現在も逃走していることから、周辺住民や施設利用者に対し警戒を呼びかけるとともに、全力で捜査を進めています。

犯人の特徴

被害に遭った女性の証言や目撃情報に基づき、逃走した男の特徴は以下のように発表されています。

  • 身長: 160センチメートルくらい

  • 服装: 黒色の上下の着衣と帽子

  • 顔の装飾: 眼鏡や白色のマスクを着用

  • 年齢層: 被害女性は「60代に見えた」と話している

警察は、事件現場周辺の防犯カメラの映像解析を進めるとともに、この情報に基づいて男の行方を追っています。

事件の動機と関連性の可能性

現時点では、犯行の動機や、被害者と犯人との間に面識があったかどうかは不明です。

特に、被害者がHKT48のスタッフと、別のライブに来ていた女性であることから、無差別な通り魔事件なのか、あるいは特定の意図を持った犯行なのか、様々な可能性を視野に入れて捜査が続けられています。人気アイドルグループの関連施設で起きた事件であるため、ファンやイベント警備体制への影響も懸念されます。

県警は、周辺パトロールを強化するとともに、市民からの情報提供を求めています。

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