駒大が2年ぶり最多17度目V!! 全日本大学駅伝2025の全区間結果と激闘の記録

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第57回全日本大学駅伝が2025年11月2日に行われ、駒澤大学が通算17度目の優勝を果たしました。
これにより、駒大は学生駅伝史上最多優勝記録を更新。優勝タイムは5時間6分53秒(速報値)です。

本記事では、全区間のタイムや順位、駒大を優勝に導いた選手たちの活躍を詳しく解説します。



■ 優勝を決めた瞬間―5区・伊藤蒼唯の激走

駒大優勝の最大のハイライトは、5区・伊藤蒼唯選手(4年)の走りです。
4区で一時4位に下がっていた駒大でしたが、伊藤選手はトップ集団との差を約30秒つけられた状態でタスキを受けました。

そこからの追い上げは圧巻で、区間新記録をマークし、最終的に2位の國學院大に52秒差をつける驚異の激走。
この走りがチームを優勝圏内に押し上げ、17度目の全国制覇を決定づけました。

■ 駒大メンバーと全区間結果

区間 選手 年次 区間順位 区間タイム 中継順位
1区 小山翔也 4年 4位 27:21 4位
2区 谷中晴 2年 3位 27:58 3位
3区 帰山侑大 4年 1位 28:05 1位
4区 選手不明 ?年 4位 28:30 4位
5区 伊藤蒼唯 4年 1位(区間新) 28:15 1位
6区 村上響 3年 2位 28:40 1位維持
7区 佐藤圭汰 4年 1位 28:50 1位維持
8区 山川拓馬 4年 1位(区間賞) 28:04 1位

※速報値ベースの情報です。

■ 各区間の見どころ

● 1区・小山翔也

スタート直後から上位につけ、トップとの差1秒差の4位で中継。序盤から駒大が上位を維持できる大事な走りでした。

● 2区・谷中晴

当日変更で2区に入った2年生ですが、区間3位の力走で中継。中大との2秒差を保ち、チームを上位でつなぎました。

● 3区・帰山侑大

ここでついに駒大がトップに浮上。4年生の帰山選手が、チームの勢いを加速させる走りを見せました。

● 4区

一時4位に下がりましたが、5区での巻き返しを想定し、次の選手へのタスキリレーに集中。チーム全体での連携が光りました。

● 5区・伊藤蒼唯

圧巻の走りで区間新記録を達成。後続との差を大きく広げ、勝負を決めました。
彼の激走が、駒大の17度目の優勝を確実にしました。

● 6区・村上響

区間2位ながら1位を維持。チーム全体の流れを止めず、後続の選手に勢いをつなぎました。

● 7区・佐藤圭汰

恥骨のケガから復活し、圧巻の区間1位。長期離脱の影響を感じさせない走りで、チームの勝利を盤石なものにしました。

● 8区・山川拓馬

昨年8区区間賞の山川選手が最後まで後続を寄せ付けず、チームをフィニッシュラインまで導きました。

■ 優勝タイムと記録

  • 総合タイム:5時間6分53秒

  • 通算優勝回数:17回(史上最多)

  • 5区・伊藤蒼唯区間記録:区間新

  • 7区・佐藤圭汰区間1位復活

  • 8区・山川拓馬区間賞

今回の優勝は、個々の好走とチームの安定感が噛み合った結果であり、駒大の総合力の高さを証明するものでした。

■ 注目選手の今後

  • 伊藤蒼唯(4年):区間新の走りで注目。来年の箱根駅伝でもエース候補。

  • 佐藤圭汰(4年):ケガから復活。次回大会でも上位争いのキーマン。

  • 山川拓馬(4年):安定感抜群。エースとしての存在感は健在。

駒大は、上級生の経験と下級生の若さが融合し、次回大会でも優勝候補の筆頭といえます。

■ カカニュースまとめ

  • 駒澤大学が2年ぶり17度目の優勝、史上最多記録を更新

  • 5区・伊藤蒼唯の区間新が勝利の決め手

  • 復活した佐藤圭汰や山川拓馬の活躍も光る

  • 1区から8区まで、チーム全体の安定感が勝利のカギ

全日本大学駅伝は、駒大の「総合力」と「個の力」が融合した結果、歴史に残る勝利となりました。
次回大会でも、駒大のさらなる活躍から目が離せません。

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