広島東洋カープの床田寛樹投手(30)が、9月9日夜の巨人戦(東京ドーム)で波乱のマウンドに立ちました。
初回に6失点を喫する苦しい展開となった一方、2回には自身のバットでプロ初のホームランを放ち、球場を沸かせました。
初回にまさかの6失点
試合は初回から大荒れ。床田は巨人打線に捕まり、わずか1イニングで7安打を浴び6失点。
リチャードの満塁本塁打も飛び出し、マウンド上で苦しい表情を浮かべました。
チームは序盤から大きなビハインドを背負う展開に。
バットで意地の一発
しかし2回、床田は打者として意地を見せます。
無死一塁の場面で巨人・戸郷の高め速球を強振。
打球はライトスタンドに届く2ランとなり、自身プロ初本塁打をマークしました。
投手として炎上した直後の一打だけに、ベンチやスタンドから大きな歓声が上がりました。
複雑な心境とファンの声
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「投げては打たれたけど、打っては魅せてくれた」
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「エースのプライドが感じられた」
SNS上では床田の二面性に注目が集まっています。試合は依然として厳しい流れの中ですが、本人にとって忘れられない“やるせない初ホームラン”となりそうです。
今後への影響は?
チームは現在4連敗中で借金12。エースの炎上は痛手ですが、同時に「自らのバットで反撃する姿勢」は、苦境に立つ広島に小さな光をもたらしたともいえます。
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