今年でデビュー20周年を迎えたAAAが、2025年2月から全国3会場でファンイベントを開催すると発表しました。活動休止中のグループが動きを見せたことで、SNSでは喜びの声とともに「5人全員ではないのは残念」「でも今のAAAを感じられる」といった反応が広がっています。
■20周年を迎えた節目の年に3人でイベント開催へ
AAAは公式サイトで、「AAAは2025年9月14日にデビュー20周年を迎えました」と報告し、これまで応援してきたファンに向けた特別イベントが決定したことを発表しました。
参加するメンバーは
-
宇野実彩子
-
與真司郎
-
末吉秀太
の3名で、イベントのタイトルは
「AAA 20th Anniversary ―Always, All Around―」。
“Always, All Around”という言葉には、「離れていてもつながっている」「それぞれの場所でもAAAを感じてほしい」という意味が込められているように思えます。
公式の説明でも「それぞれの歩みを大切にしながらも、AAAとしてファンの皆さまと記念すべき年を一緒にお祝いしたい」としており、現在のAAAの関係性を感じられる発表になりました。
■西島隆弘は声帯治療のため不参加
気になるのは、今回不参加となるメンバーについてです。
まず西島隆弘さんについては、すでに発表されていた通り声帯の治療を継続中で、長時間の出演が難しいことから出演を見送るとしています。
西島さんは近年、Nissy名義でのライブ活動を続けており、喉の酷使が続いていた時期もありました。声帯治療はアーティストにとって非常に大切な期間であり、ファンの間でも「ゆっくり治してほしい」「無理せず戻ってきて」と温かい声が多く寄せられています。
■日高光啓はスケジュールが合わず参加できず
もうひとりの不参加メンバー・日高光啓さん(SKY-HI)については、すでに確定しているスケジュールとイベント日程が重なってしまったことが理由で、出演を断念したと説明されています。
日高さんはプロデューサーとしての活動が非常に多く、BE:FIRSTをはじめ多数のアーティストの育成に関わっています。
そのためスケジュール調整が難しかったとみられ、ファンからは「活動が順調だからこそ」「いつか全員の姿も見たい」といった声が上がっています。
■来年2月から全国3会場で開催
イベントは以下の3会場で実施される予定です。
-
愛知:Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(2月22日〜)
-
兵庫:神戸国際会館 こくさいホール
-
東京:LINE CUBE SHIBUYA
会場のラインナップを見ると、距離感の近いホールで開催されるため、「久しぶりにメンバーを近くで感じられる」とファンの期待も高まっています。
■活動休止から5年、それでもAAAを待ち続けるファン
AAAは2020年に活動を休止。その後はそれぞれのソロ活動に力を入れています。
-
西島隆弘さんはNissyとして音楽やライブパフォーマンスで存在感を高め、
-
日高光啓さんはSKY-HIとしてBE:FIRSTのプロデュース業を軸にして大きな実績を積み、
-
宇野実彩子さん、與真司郎さん、末吉秀太さんも音楽・ダンス・ファッションなど多方面で活動を続けています。
“個々の活動が活発だからこそ、いまAAAを集めるのは簡単ではない”という現状が見えてくる一方、今回のイベント発表は、ファンにとって大きな希望となりました。
■3人のAAAでも「今のAAAを見られる」特別な機会
今回のイベントは5人全員揃うものではありませんが、
「それでもAAAとしての節目を共有したい」という3人の意思表示
に感じられる発表です。
活動休止から5年、AAAはそれぞれの道を歩みながらも、節目にはグループとしてファンのもとに戻る——そんな関係性が見えたことに、多くのファンが安心したのではないでしょうか。
来年2月から始まる今回のイベントが、20周年を迎えたAAAにとって新たな一歩になるのか。今後の発表にも注目が集まります。


コメント