【J1昇格PO準決勝】千葉が3点差から大逆転で“決勝進出”！徳島もドローで勝ち上がり、決勝カードが決定

2025年12月7日、J1昇格プレーオフ（PO）準決勝が行われ、ジェフユナイテッド市原・千葉が劇的な大逆転勝利で決勝進出を決めました。

もう一方では徳島ヴォルティスがジュビロ磐田と引き分け、年間順位の優位を活かして決勝へ。13日に行われる決勝カードは 「千葉 vs 徳島」 に決まりました。

■ 千葉が“3点差”を跳ね返し、劇的勝利で決勝へ

最も注目を集めたのは、千葉と大宮の一戦です。
開始20分に先制を許し、続く32分、後半48分にも失点。0-3の絶望的な状況に追い込まれるなど、大宮のペースで試合は進みました。

しかし、ここから千葉が驚異の粘りと攻撃力を発揮します。

苦しい時間帯を乗り越え、わずか16分間で4得点。
千葉が4―3で逆転し、見事決勝へと駒を進めました。

スタジアムは歴史的逆転劇の目撃者となり、千葉のサポーターは歓喜の渦に包まれました。

もう一つの準決勝は徳島ヴォルティスとジュビロ磐田の対戦。

24分、磐田が佐藤凌我のゴールで先制し、前半は磐田ペースで折り返します。
しかし後半、徳島はトニー・アンデルソンがヘッドで同点ゴール。
試合は1-1で終了しました。

プレーオフは年間順位上位クラブが引き分けで勝ち上がりとなるため、徳島が準決勝突破を決定しました。

12月13日、千葉のホームで決勝が行われます。

圧倒的な攻撃力、若手の躍動、そして大逆転劇による勢いは十分。

年間4位の実力を示し、粘り強さと総合力で決勝へ。

どちらがJ1への切符をつかむのか、注目の一戦となります。

千葉の“3点差逆転”は今季J2でも屈指のドラマ。
徳島の安定感も脅威で、決勝戦は激戦必至です。