遠藤航が負傷退場…松葉づえ姿でスタジアム後に リバプールで“苦しい現在地”と日本代表ボランチ争いを徹底解説

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リバプールMF遠藤航選手(32)が、プレミアリーグ第15節・リーズ戦で約2か月ぶりに出場したものの、右足首を固定し松葉づえ姿でスタジアムを後にしたことが明らかになりました。日本代表のキャプテンとしてチームを支えてきた遠藤選手ですが、リバプールでは出場機会が激減。さらに今回は負傷という悪材料が重なり、国内外で心配の声が広がっています。

この記事では
・遠藤航選手の負傷状況
・リバプールでの厳しい立場
・日本代表で揺らぐ“絶対的ポジション”
・今後の復帰スケジュールの見通し

などを含めて詳しく紹介していきます。



■約2か月ぶりプレミア出場で負傷…松葉づえ姿に

6日(現地時間)のリーズ戦で、遠藤選手は後半39分から途中出場。リバプールが3−2とリードする場面での投入であり、
「試合を締めるクローザーとしての役割」 が期待されての登場でした。

しかし後半アディショナルタイム6分、リーズのCKから日本代表MF田中碧選手に同点ゴールを許し、試合は3−3のドローに。試合後、遠藤選手は右足首を固定され、松葉づえを使用しながらスタジアムを後にしたと報じられています。

試合中には接触プレー後に足を引きずる場面が確認されており、出場時間は約15分とはいえ、状態は軽傷とはいえない可能性があります。


■リバプールで出場機会が激減…いま何が起きているのか

遠藤選手は今季、ユルゲン・クロップ監督のもと本来のポジションであるボランチで起用されてきました。しかしプレミアリーグでの出場はこの日が5試合目と、
実質的には構想外に近い厳しい状況 が続いています。

前回の出場は10月のチェルシー戦(後半41分投入)。この試合でも投入後に失点し敗戦しており、
「途中出場=試合終盤の失点」という悪い流れが続いています。

リバプールは現在8位と低迷しており、チーム全体の守備バランスが崩れていることも要因ですが、
遠藤選手個人としても“結果でアピールする機会を得られない” という、非常に難しい立場に置かれているのが現実です。


■日本代表でも立場が揺らぐ遠藤航…佐野海舟の台頭

さらに追い打ちをかけるように、日本代表ではマインツの佐野海舟選手が急成長。

  • ボール奪取能力

  • プレスの強度

  • スプリント力

  • カバーリング精度

といった、現代的ボランチとしての資質が評価され、森保ジャパンでも出場機会が増えています。

一方の遠藤選手は、
「代表ではキャプテンとして信頼が厚い」
という大きな強みがありますが、プレー内容だけを比較すると佐野選手が存在感を発揮している試合も増えてきました。

そこに今回の負傷。
もし復帰に時間がかかるようであれば、代表での“絶対的ボランチ”という地位にも影響が出る可能性があります。


■遠藤航という選手の強みと“いまの課題”

遠藤選手の強みは、

  • 1対1の強さ

  • 空中戦の強さ

  • 対人守備の粘り

  • リーダーシップ

  • 臨機応変な戦術理解力

といった、経験値に裏付けられた安定感です。
欧州でも“デュエルキング”として評価されてきました。

しかしリバプールの戦術は、
「ハイテンポ・縦に速い・守備の切り替えが異常に早い」
という特徴があります。

瞬発的なスプリントや広いエリアをカバーする動きが求められ、守備の読みだけでは対応しきれない場面も多く、そこが今季の課題として浮き彫りになっています。


■クロップ監督の信頼度と、冬の移籍市場の可能性

一部の英国メディアでは、遠藤選手の冬の移籍についても言及されています。

  • 出場機会確保のためのレンタル移籍

  • 中盤の補強次第では構想外の可能性
    といった報道も出始めており、今回の負傷がその流れに影響する可能性もあります。

ただしクロップ監督はこれまで遠藤選手について、
「プロフェッショナルで、常に準備ができている選手」
と評価してきました。

指揮官から一定の信頼があることは間違いありませんが、それでも出場機会が限られているのが現実です。


■復帰までの期間は?不安視される日本代表への影響

遠藤選手の負傷は右足首とみられ、固定具をつけて松葉づえを使用していたことから、
軽症であれば数週間、重症なら長期離脱もあり得る という状況です。

1月以降は代表戦も増え、W杯アジア予選や国際大会も控えるため、
「遠藤航は間に合うのか?」
「佐野海舟とのボランチ競争はどうなる?」
といった疑問が強まっています。

日本代表の森保一監督は、遠藤選手の存在を
「チームの軸」
として信頼してきましたが、今回の負傷は代表にとっても非常に大きな問題となりそうです。


■まとめ:遠藤航にとって“正念場の冬”が訪れる

今回のリーズ戦での負傷は、遠藤選手にとって大きな痛手となりました。

  • リバプールでは出場機会が減少

  • 途中出場で悪い流れに巻き込まれる試合が続く

  • 代表では佐野海舟が台頭

  • そして今回の負傷

こうした要素が重なり、2025年の冬は遠藤選手にとってキャリアの分岐点になる可能性があります。

とはいえ、これまでも不遇の状況からはい上がり、クラブでも代表でも結果で信頼を勝ち取ってきたのが遠藤航という選手です。
今回の負傷が重症でないことを願いつつ、今後の動向を注視していきたいところです。

続報が入り次第、カカニュースでも改めてお伝えします。

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